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タウンミーティングに参加し「街の再開発反対派」を牽制する

市街地のありかたや街の再開発について区が主催するタウンミーティングに参加してきた

タウンミーティング参加の目的


参加しないことにはないことにされてしまうので、サイレントマジョリティーとして街で暮らす良識ある生活者の声を直接届けたかったというのがタウンミーティング参加の目的だ

それでも、気は重かった。

なぜなら、数年前に前身となる対話集会があり、それに参加した際は、とてつもないカオスっぷりで、ファシリテータさんの運営を遮るような不規則発言が飛び交い、「街の再開発反対派」が頑強に自説を主張するという、対話とは程遠い様相だったためだ

なので今回のタウンミーティングにも正直足が向かなかった。しかし、妙な方向に議論が着地するとともに、区が「街の再開発反対派」に折れて街の再開発がストップしてしまうような事態を引き起こしかねないと考え、タウンミーティングに参加し街の生活者の一人の肉声"を届けることにした

反対派の主張

反対派の主張を超訳する

「タウンミーティングは区民の声を聴くというテイを取ってはいるが狙いは行政から住人に対する都市計画の押し付けであり、対話集会はそのアリバイ作りではないか?」

というものだ ※

特定の政治団体関係者やその関係者と思しき参加者も多くみられ、正直こうした中で発言するというのは面倒だしなるべくならしたくない。だがしかし参加しないことには文字通り「なかったこと」、「いわなかったこと」とされてしまう。そこで、重い腰重い腰を上げーサイレントマジョリティーではなくータウンミーティングにあらかじめ応募し参加することにしたのだ

今回のタウンミーティングについて


会場に赴くとテーマごとに班分けをしてくれている様子だったので、何が最善かと少し考え、一番「反対派」が少なさそうな「街のにぎわいと地域」班を選んだ。

グループ討議では以下の点を主張した

運営について:議論を二分しやすい個別課題に討議全体の時間をまるまる費やすのではなく、まち全体の多様なテーマごとに時間を設けて討議を進める必要があること
街の再開発について:「にぎわいと生活」という二軸で街の再開発をとらえ、「商店街」と「地域住民の暮らし」のバランスに配慮した方向性とすべきこと。また、その前提として再開発を望む住人もいるのであって、区が進めようとしている街の再開発は決して一部の反対派が喧伝するような不当なものでないこと

他参加者の意見は?


「街のにぎわいと地域」班で他の参加者の話に耳を傾けてみると、思っていたように傾向としては再開発は街の価値向上に資するものという意見が多かった

良い機会と思い、グループ討議では、自分たちが有志で地域の夏祭りや秋祭りを支える取り組みを続けていること、公序良徳に反する商店主による近隣騒音問題を地域住民の力で解決に導いたこと、商店街と自治会の垣根を超えた越境や担い手の若返りをコレクティブインパクト的な視点で進めていることなどを話したところ参加者から反響があった

参考記事:

2023例大祭が終了、その裏側で

町内会、ヤカラと 斯く戦えり

スルーしたと思うとゾッとする

結論的には上に書いた通り

僕たちのような街の生活者はタウンミーティングをスルーすることが多いので、息のかかった特定の政治団体関係者やその関係者による輿論形成の場となっていることが多い

今回はこのくらいとして、上記で触れた点は後日もう少し掘り下げて書いてみたいと思う

※事前申し込み制にもかかわらず、申し込みをしないで会議に訪れ運営と押し問答になった「反対派」も前回はいらっしゃったようで、このあたりの「反対派」の良識っぷりの無さについても、いかがかと思う



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