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コロナ禍での再出発|取材経験から学んだ新たなスキルと起業の道

今までは、飲食店や観光施設を取材し、雑誌やWebなどに寄稿することを、おもな仕事にしていました。

その取材を通じて、取材対象の方からメディアへのアプローチの方法やPRの継続方法、プレスリリースの製作、果ては、求人や後継者問題などの相談を受けることが多々ありました。

取材以上に、その回答に時間を割くこともあり、また答えに詰まることも多く、結論が出せないときは申し訳なさを感じ、無力感というよりも、力になれなかった自分をとてもダメな人間だと感じていました。

あまりにも自分に自信がなく、

「なぜ私に相談してくださるんだろう…こんなに何も持っていない人間なのに」

という対人恐怖と、

「要望に応えられない」

という自責のあまり寝込んでしまったこともあります。

体がまったく動かず、脳みそも働かず。自分を責め続ける日々。なんとか体を動かして取材に行っても、自分が納得するものが出せない日々が続いていました。

そんな時、コロナ禍で対面取材の仕事が完全に途絶え、新たに予定していた仕事もすべて流れてしまいました。

そんな状況のなかでも、有り難いことにレギュラーで受けていたコピーライティングとSNS更新代行の仕事だけが残りました。

また、考える時間が増えたおかげで、相談をいただいた方々の言葉や、残った仕事の内容から、だんだんと、自分に対するニーズが見えてきたのでした。

ただそのときは、いったい何から始めれば良いのかわからず……。

グルグルと迷走するばかりで、心が折れそうな日々を過ごしていました。

コロナ禍が明けた同じ頃、入院先で義母が急逝。

(自分の実家の事情を含め)コロナ禍ですっかり生活が変わってしまったため、自分を押さえつけていた蓋は取れたけれど、この3年で、今までの仕事のスタイルと体力に限界を感じるようになってしまいました。

そんな時に出会ったのがこの青汁…………ではなく、新しいスキルに出会い、学び始め、今に至ります。

消去法で、できないことをひとつずつ挙げて行ったとき、

起業支援の先生の「でも、応援することならできるよね?」という言葉が浮かびました。

どういうことで人を応援できるのか、それをやるために足りないものは何なのか、どうやったらクリアできるのかを考え、実践してきました。

多くのトライアンドエラーを重ね、この一年で、それらが徐々に形になりつつあります。

ライターとしての経験と学んだスキルを活かし、世に出るべきサービスや優れた商品、意義のある仕事や企業などを、全国の方々に知って利用してもらい、快適で心豊かな暮らしを届けたい。

そして売り手の商売繁盛や千客万来につなげていきたい。

それが、今後の私の夢です。これからも、書くことで誰かを応援できたらと思っています。

コロナ禍を経て手元にあるお仕事には、きっとなにかのご縁があるに違いない。これからは私自身を大事にして、このご縁と私の仕事を必要としてくれる人のために、心を尽くしてがんばろう。

自分勝手な想いでしかありませんが、今はそう信じて、前に進もうと思っています。

長文、ご清聴ありがとうございました。

ちなみに、青汁は飲んでいません。


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小林莉己@商品・サービス・企業の魅力を全国へ発信するPRプロデューサー
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