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シティ・ポップの名盤と呼ばれるレコードがあった

最近入荷したレコードをチェックしていると、シティ・ポップの名盤と呼ばれるものが混じっていた。いくつか紹介していきます。

シティ・ポップってなんなんだよ

まず、一応シティ・ポップについて。知っている人は飛ばしてください。僕が初めてシティ・ポップという言葉を聞いたのは「YOUは何しに日本へ?」というテレビ番組で、外国人が「シティ・ポップのレコードを探しに来た」と言ってたとき。2017年ぐらいだったかな、それぐらい最近。それぐらい疎い。番組では大貫妙子のSUNSHOWERを探していた。

シティ・ポップとは、ざっくり言うと「演奏やアレンジに凝った、都会的で洗練された洋楽志向のポップス」らしいです。当時の歌謡曲やアイドルソングといった消費者向けの音楽ではなく、ロックやフォークといったジャンルでもない、音楽好きのためのポップスというところでしょうか。

代表的なアーティストは、山下達郎・竹内まりや夫妻、同じく旧シュガー・ベイブ勢の大貫妙子、はっぴいえんどを始めとする細野晴臣、大滝詠一など。最近の人だと、ネオシティポップとか言われてんのかな、キリンジとか、サチモスとか、テラスハウスに出ていたスリーとかスパイシーソルも入れていいのかもしれない。シティ・ポップとは一体どういう音楽なのか、どういう経緯で流行したか解説しているページはたくさんある。興味がある方は読んでみてください。

シティ・ポップという言葉は80年代からあったそうだ

本とかの店にあるシティ・ポップのレコード

それでは実際に聞いてみよう。本とかの店に今現在置いてある、シティ・ポップの名盤としてまとめられているレコードや、それっぽいものをピックアップしてみます。残念ながら、山下達郎や大貫妙子、竹内まりやは持っていません(竹内まりやは7インチがあったけれどすぐに売れてしまった)。

吉田美奈子 - FLAPPER ¥4,000 ※SOLD

これは状態も良く、近々売れてしまいそうです。収録されている大瀧詠一の「夢で逢えたら」は、初めて歌ったのが吉田美奈子らしいです。

角松敏生 - SEA BREEZE ¥2,000 ※SOLD

こちらはシティ・ポップがどういう音楽なのかよくわからない人にとって「なるほどシティ・ポップ」というような曲調でした。わかりやすい。

泰葉 - トランジット ¥1,500 ※SOLD

YouTubeには2017年の泰葉が歌う、フライデイチャイナタウンが上がっています。今も健在、それどころか声量が増していることでファンも驚いていました。編曲は井上鑑。

荒井由実 - COBALT HOUR ¥1,000 ※SOLD

この人ってシティ・ポップにあたるんですね。全然知らなかった。本とかの店には「ミスリム」「14番目の月」「アルバム」「ユーミンブランド・パート2」などがあります(「ミスリム」「14番目の月」も売れました)。どれもお手頃価格で市場に出回っており、シティ・ポップ入門におすすめです。

大滝詠一 - ロング・バケイション ¥1,500 ※SOLD

シティ・ポップの定番として必ず挙がってくる大滝詠一の中でも定番中の定番、A LONG VACATION(ロングバケーション)が入荷しました。知らず知らずのうちに聞いたことのある曲も多かった。入門盤としてもどうぞ。

尾崎亜美 - ストップモーション ¥500

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尾崎亜美は「マインドドロップ」「リトルファンタジー」「ハートボックス」があります。いずれも500円でお買い得。

寺尾聰 - リフレクションズ ¥500

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この人は俳優だと思っていました。編曲が井上鑑という人で、シティ・ポップの楽曲にあたるそうです。

杏里 - TIMELY ¥4,000 ※SOLD

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杏里は他にもあるけど、こちらは角松敏生プロデュースでシティポップ色に仕上がったアルバム。

参考:シティ・ポップ - Wikipedia

シティ・ポップと呼ばれる楽曲はたくさんありました。いろいろ聞いていけば「これぞシティ・ポップ」というのがだんだん区別つくようになるのかな?本とかの店に他にもあるかもしれないので、ぜひ掘り起こしてみてください。試聴も可能です。気に入ったらどうぞ買っていってください。


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