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やっと近づいてきたレコードの買い方講座

2019年に初めてレコードプレーヤーを買ってレコードを聞き始め、だいたい5年が経った。最近になってやっとレコードの買い方を知った、というか一つの買い方パターンを学んだ。

これまではあらかじめ知っている音楽やアーティスト、レコードに当たりをつけ、ネットで調べたり店舗に行って探し、あったら買うという買い方をしていた。今でもそういうことは全然ある。

でも最近そうじゃない買い方があることを知った。特にタワレコやディスクユニオン、HMVのようなチェーン店ではなく、街のレコード屋で買うときの買い方。それはまあ、至ってシンプルでジャケ買いなんだけど、個人店で買うときはネットで買うときもときどきジャケ買いする。

ジャケ買いとは、知らないレコードだけどジャケットが気に入ったら買う、という買い方。この行為が、僕が思っていたよりもずっと一般的な行為だということを知った。ジャケ買いとは、何も知識がない人の苦しまぎれのイキリ行為ではないのだ。

というのも、世の中に知らないレコードはあふれかえっており、知らないアーティストなんていくらでもいる。知らないことは何も恥ずかしいことではない。むしろ、レコード屋とはそういう知らない音楽に出会う場である。聞きたい音楽を手に入れるためだけの場所ではなかったのだ。

欲しいレコードを買うんだったら、ネットで買えばいい。レコード屋で買うなら、知ってるレコードではなく、ジャケットが気に入ったものをなんとなく買えばいい。ジャケ買いは正義なのである。試聴なんてしなくていい。むしろ、しないほうがいい。自分がジャケットで選んだレコードにどんな音楽が入っているかは、家に帰ってからの楽しみなのだ。

これ、僕は全然知らなかった買い方だけど、レコード屋に来てる人は意外とみんなやっている。

僕がジャケ買いで買ったレコード

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