両手が腫れた
関節が曲がらないし、赤く腫れて熱を持っている。
夫「これはアレルギー反応か気圧っぽいなぁ…」
なんだろう?ザクロを初めて食べたから?
夫「でも手のひらだけだからなぁ…、ワシが触って無くて、ゆきだけが触ってる物ない?ザクロではないきがするし」
クリスマスリース作ろうと思って採ってきた、庭木の枝?
夫「それかもなあ、暫く庭木には触れないでみて」
うん…(泣)
玄関先にクリスマスリースを作って飾りたかった…(泣)
ドクダミ茶を飲んでデトックスしたら大分マシになりました。ありがとうドクダミ茶…。
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また別の日。
焼き芋したい、食べたいという夫。丁度旬で、安かったので2つ買った。薬膳的には、旬のものを食べるのは良いことである。
一緒にちょっとそこの山道まで行って、カラカラの枝を拾って遊んだ。松ぼっくりはすぐ火がついて良いらしい。
何故都会暮らしが長い夫の方がそういう事知っているのか尋ねた。
夫「ボーイスカウトやってたからなあ…」
ボーイスカウトとは。自然と共に生きるなんちゃら…みたいな知識や技術をみにつけられるらしい…。
夫「興味があるものには何でも挑戦したよ、貧困家庭だったから色々大変ではあったけど。剣道とかも部活ではなくこっそり個人的に頼んだり、他にも色々ね」
偉いなあ…、現在も精神障がいを抱えるほどに、家庭環境も最悪だったろう夫の幼少時期。それなのに、その時に自分の興味あるものを学ぼうとする姿勢素晴らしい。
私なんて親にしかれたレールの上をずっと歩いていただけ。大学まで出て、教員免許とか色々あるのに、みてくれだけで自分が恥ずかしい…余りにも世の中に無知過ぎて。
今さら興味がある事を少しずつやっている。
夫はやっぱりかっこいい。
拾って来た枝などでささっと焚き火場を作っておイモを焼いた。こういうことは小さな頃凄く好きだった。自然に触れる、学ぶことが凄く好きだった。
私がこういうことに興味を持ちやっていると、母になにそれ、汚い、どうするつもりなのそれ等とバカにされるみたいに何度も言われて続けて、いつしかずっと離れていた。
焼き上がったおイモは、人生で一番美味しかった。
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来て欲しいとお願いした弟は来なかった。泣いた。もう二度と会えないのだろうなあと思った。
父も母にも、もう死ぬまで会うことはないだろう。勝手に死んでくれ。私の人生の半分の時間を奪って、精神障がいやトラウマを残して、子どもも産めなくされて憎まないはずが無い。
私は夫だけいてくれたらいい…。世界に、私と夫だけでいい。こんな時間が永遠に続いたらいいのに。