見出し画像

(終)はじめての海外転居#3イレギュラーだらけ!待ちに待った船便到着の顛末

はじめての海外転居!船便搬出のその後。
そういえば、船便を送った後の話ってnoteに書いていませんでしたよね。

いや、もう色々ありすぎましたよ。これだけで人生TOP10に入るくらいのトップニュースかも知れない。

この記事は、「これから海外に引越し荷物を送ろう!」と思っている方や「船便を送ったけど、その後はどうなるの?」と疑問に思っている方向けに書いています。
※2024年9月〜12月時点の内容をもとにしていますので、世界情勢やシーズンによって状況が変わる可能性もあります。参考程度にご覧ください。

前回までのおさらい

我が家は現地転籍での片道切符駐在生活が前提でした。
そのため、日本には親戚宅に置ける程度の最低限の荷物を残し、ほとんどを転居先のアメリカに配送。

とはいえ、大手企業のような手厚い「駐在手当」はありません。
ざっくりとした枠の中に「家族の渡航費、引越し費、初期費用etc」上限の中に盛り込んで計上する形式。

そのためコスト削減のために海外引越し会社も、予算に合う引越し会社をリサーチしてチョイス。自然と日本で有名な大手引越し会社ではなく下請けのような中小零細企業が選択肢として残ります。

それでも日本での対応は良かったから満足していたんです。

9月中旬に荷物を発送し、当初の到着予定は約2か月後の11月。
オンラインでリアルタイムでわかる船便情報のシステムと睨めっこしながら10月頃から日本の引越し会社にこまめに連絡をとっていました。

「大手には高いなりの理由がある」これが答え

結果から言うと、荷物は12月上旬に届きました。それ自体は想定内だったんです。

「行くつも港を経由する船便だから、スケジュールきっと遅れるよね」
夫婦共にそれは容易に想像できることだから、仕方ないよねって。

11月はThanksgiving Dayがあるので、スケジュールに遅れが出るだろうと予測していたし、「年内に届けばいいや」と考えていました。アメリカの国民性を考えると、ON/OFFしっかりしているし。11月下旬からはHoliday Season。みんな休むよねって。

でも、問題はそこじゃなかった…

全箱無事に搬入された引越し荷物

何が起きたのか?アメリカ引き渡し後の悲劇

日本の引越し業者から「明日届きます」と連絡があり、その翌日、現地配送会社から夫のスマホにこんなテキストが届きました。

🚚「田舎すぎて配送会社が見つからない。玄関前に荷物を下ろしていくしかないから、理解してね」

え、雪降ってるんですけど?凍るし、濡れるし、50箱以上もある荷物をどうしろと?

夫は仕事、家にいるのは2歳児と私だけ。到底無理です。

それでも、「ようやく荷物が届くんだ」と思っていたのですが…来ない。夫が連絡すると、

🚚「ごめん、今日行けなくなったから明日にします」

これが繰り返され、夫の会社の同僚数名に助けを頼んで準備しても、またキャンセル。そして極めつけには、

🚚「荷物を積んでるパレットから解体できないから、自分たちで重機を用意して荷下ろしして。」

そんなの最初からわかってたよね?なぜ初日に言わなかった?と頭を抱えました。ありえないでしょ。

結局どうなった?

最終的に日本の引越し会社とアメリカの現地コーディネーターに強くプレッシャーをかけ、別の配送会社を手配してもらい、なんとか荷物は届きました。
本来の到着予定より、まるまる1週間遅れの到着です。

ようやく!!!

無事にパレット解体や室内への運び込みもしてもらえ、破損もなく済みました。
ですが「廃棄してね」って伝えたはずのパレットは駐車場に捨てられていましたけどね…残念。これは夫が処理しに行ってくれました。

捨てられたパレット。ダメでしょう🙅

さいごに:やっぱり大手は安心を買う値段

これは、前回の記事の最後と同じ一言です。

(再掲)
「大手ほど安心できる、けど高いよね」は絶対です💰
会社で全負担してもらえるなら「大手が安心」ですが、そうではない場合は色々と頭を使います。

https://note.com/courages/n/n0a5950f0faeb?magazine_key=meb87e6454256

そもそも下記の原因が大きいので、今回委託した会社が全て悪いとわけではないと思います。

  • 海外引越し家族がほとんどいない地域

  • 海外引越しシーズンとしてはタイミングが外れた時期

でも、大手だったら、きっと現地対応まで全て日本語対応でこんなトラブルはなかったんだろうなって思います。

大手企業との差額はざっくり50万円。これは「安心費用」も含まれているんだと思います。

「これはみんな大手引越し会社に頼むわ。日本国内の引越しとは全然違う」

そう、本当に思いました…精神的にも体力的にも本当に疲れました。
神経すり減った1週間、本当に嫌だったなぁ。

そして船便到着後、潤った我が家。一番助かったのは何てったって2歳のおもちゃたち。

その後は喉元過ぎれば何とやら〜で元気に過ごせている我が家。やっぱりパワフルなのかもしれない。

次は息子の学校その後の記事か、渡米3ヶ月後に緊急一時帰国した時の話かどちらを書こうかなぁ。

子どもが喜んでくれればもうそれでいいよね


いいなと思ったら応援しよう!