ホッブズ/リヴァイアサンは恐い本ではなかった
トマス・ホッブズのリヴァイアサンを初めて読んだ。
リヴァイアサン1 (光文社古典新訳文庫)
私の知識は高校の教科書のもので止まっていた。
その記憶もおぼろげではあったが、「王権神授説の理論的支え、自然状態だと万人の万人に対する闘争状態になるため権力たる国家=リヴァイアサンが必要で民はそこに自分を守ってくれる代わりに従属することを選んだ」というような内容と、何をおいてもあの絵!教科書に必ず出てくるリヴァイアサンの恐そうな絵。あの印象が強すぎて、当時の印象は「リヴァイアサンが必要