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大シルクロード展

今朝、目覚めたら頭が痛い。
風邪特有の痛みです。

"え、風邪引いた?私"

なんかデジャヴ。

忘れもしない今年の1月1日,

この日も倦怠感と節々の痛みと喉の痛みで目覚めました。

めっちゃ布団被ってて、めっちゃ湯たんぽとか入れてばっちりなはずなのに、なぜ?

今回も、考えられるとしたら、すごい人混みの中毎日仕事通ってるからですが、なんで今年は月初めに風邪引くかなぁ…。

今日は今日とていろいろやることあるのに、と気持ちがちょっと沈みましたが、まぁ、これからの人生は長い。

ちょっと上手く行かないからといってクヨクヨするのは辞めようと思いました。

ちょっと静養したいと思います。

この間、友人と一緒に大シルクロード展に行ってきました。

会場は京都文化博物館です。

ここの会場は、近隣の雰囲気も好きです。

イノダコーヒーもあるし、錦市場近いし、街の色合いも好き。

さて、早速大シルクロード展へ。

生涯のうちに行ってみたいところ。
プリンスエドワード島にここが加わりました。死ぬまでに必ず行きたい。
この時間帯に。

若い頃は全く価値を見出せない展示物の数々でしたが、今になって、価値がわかるかどうかは別として、面白いと思って見ることができるようになりました。

数千年も前に書かれた絵や、作られた衣服、土器や、装飾品。

また、説明を読むと、なんとなくその時代を感じることができます。

ものすごい前の時代だけど、同じ人間が生きていたと考えるととても感慨深いです。

文明が進んでいないので、わからないことが多い時代にあって、亡くなる際の装飾品も、儀式も、呪術的な、祈りにも似たようなものが多いのもとても面白いと思いました。

敦煌の文物もありましたが、敦煌の莫高窟を守った常書鴻(ジョウショコウ)さんのことを思い出しました。

美術家であった常書鴻さんは、当初敦煌の美術品には興味を持っていませんでしたが、その魅力を知り、それと共に、ふさわしい扱われ方をしていないことに対して、彼自身が矢面に立ち、自身の障害をかけて守り通したそうです。

今の敦煌の美術が守られているのは、その陰で戦う人がいるからこそなんだなぁ、と思うと、とても感慨深いです。

価値がわからないというのは、とても怖いことでもあるな、と思いました。

私たちは知らず知らずのうちに大事なものを失っているのかもしれません。

さて、その後私と友人は錦市場により、いろんなものを買い食いしながら楽しく帰りました。

本当は、もう一度他の友人と大シルクロード展に行く予定でしたが、友人の都合でダメになり、もう一度行った際に買う予定だった図録をネット注文。

今まで図録買ったことなかったんですけど、それはしみじみ後悔していて、今後は自分の行った美術展に関しては必ず図録を買おうと決意。

それで今回購入した次第です。

それにしても、届いたその商品の梱包の丁寧さに本当に感動しました。

本はこうやって送るんだな、と思いました。

中に何が入ってるのかわかるけれど、決して本体が汚れることがなく、折れたりすることもなく、また、見た目にもすっきりとした佇まい。

品の良さすら感じました。

絵葉書までおまけについていたんですよ。

送って頂いたのは東京富士美術館ですが、お仕事に対して誇りを持ってやっておられんだな、としみじみ感じました。

美術館は八王子にあります。

近くに住んでいたなら、もっと通っているのに。

また、いつか行く機会があるように。

【今日の私の頭の中のヘビーローテーション】

喜多郎/シルクロード(絲綢之路)
https://youtu.be/oU7JWTtJaL4?feature=shared

この歌は、小さい頃NHKでやっていた番組のテーマソング。
当時は全く興味がなくて、弟はめっちゃこの番組が好きで、父もこの番組が好きで。
今なら私も楽しんでみられるのに。

#一日一善ときどき全然
#大シルクロード展
#京都文化博物館
#東京富士美術館

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