第62回 北上・みちのく芸能まつり 2023年8月5日
毎年8月上旬に岩手県北上市で開催されている「北上・みちのく芸能まつり」和太鼓や獅子舞をやり始めてからこれまで、存在はずっと知っていたけれど他のイベント出演などと重なったりで行けずにいましたが、昨年の夏はようやく行くことができました。
去年より、縦糸横糸の小岩さんが中心になっている「仙台げいのうの学校」というプログラムに参加させてもらい様々な郷土芸能を見知りできる機会が増えてきている中、そのメンバーで現地に待ち合わせして、様々な芸能を見て回ったり北上市民俗芸能協会の方に色々と説明やアテンドをしていただいたりと、とても濃厚な日を過ごせました。
これ、1回行っただけでは絶対に見尽くすということは無理な催しで(時間的に)まんまと次回も必ず行きたいと思う思考回路に陥ってしまいました。
見てきた芸能の動画(プレイリストはこちら)
じっくり見れて撮れたのと、移動時間などでバタバタしてサラッとしか撮れなかったものと疎らです。また、仙台鬼剣舞同好会で鬼剣舞のお囃子を研究させてもらっていて、岩崎鬼剣舞を見に行った時は囃子方の方々ばかり撮っていたりと偏りもあります(笑)
諏訪神社奉納公演
金津流石関獅子踊
行山流湧水鹿踊
金津流梁川こども獅子躍(01)
伊勢流黒岩太神楽
お祭り広場
梵灯入場(国見山の梵灯の会)
村崎野大乗神楽
金津流梁川こども獅子躍(02)
千本六斎念仏
岩崎鬼剣舞
鹿踊大群舞 入場〜行山流都鳥鹿踊
下藤根さんさ踊り
鬼剣舞大群舞 - 北藤根鬼剣舞
町を上げて(行政も芸能団体も、一般の方も)盛り上げて、盛り上がって、でもその中で芸能としての本懐、本質、在り方もしっかりと大切にしながら見せてみんなと一つになっている感じがとてもとても良いなと心から思いました。またそれを維持するのには表方も裏方も本当様々な苦労、努力を重ねているんだろうなと想像もできて、とても良い刺激にもなりました。
金津流梁川こども獅子躍の演目を見た時は、本当子どもたちの直向きに練習を積み重ねているのが分かる演舞に胸を打たれてウルウルしてしまったり。
ゲスト枠に、京都の千本六斎念仏と、秋田の八郎潟願人踊が来ていて、本当どちらも見たいのですが、時間が被っていたので悩んだ末に六斎へ。一緒に来ていた仙台鬼剣舞同好会の会長は代わりに願人踊見てくる!と走っていきました。
六斎念仏は、京都で音楽やっている中で知り合ってとても仲良くさせてもらっている方が六斎念仏をかなり深くやっていた方で、その御縁と生での六斎念仏を見てみたいという思いが勝り今年は六斎へ。
また、下藤根のさんさ踊りを見ましたが、太鼓を抱えながら踊るいわゆる盛岡のさんさ踊り以外のを見たのが初めてで、これもまた感激しました。さんさも色々な形があるんだなぁ。
鹿子踊りもササラの太鼓踊り、幕踊りなど色々な形もあるし、鬼剣舞も仙台などである「剣舞」とも似ているような違うような。でも念仏言っているしと、通じるものを感じたりしました。
小岩さんと六斎念仏めっちゃ集中して見ているところを激写。
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