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おがつのね-匂い #09 雄勝の盆(2021年) - #09 obon of ogatsu(2021)

おがつのね - ogatsu no ne "sounds of ogatsu"
#09 雄勝の盆 (船戸:灯籠制作、下雄勝:浜供養、小島:灯籠流しと送火) ogatsu no ne #09 - obon of ogatsu (funato: crafting lanterns, shimo-ogatsu:segaki ceremony, ojima: releasing lanterns on sea and bonfire)
2021年8月
撮影:おがつくりえいてぃ部(中村真菜美・四倉由公彦)
編集・音楽:四倉由公彦

https://youtu.be/Eusraovwaj8?si=dGfMYBcIBeCXUSUz

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。

制作後記:
このお盆の映像は、その場の音を使った作品というよりおがつのねシリーズの中でも記録性の高い作品に仕上がったかなと思います。
水難者への供養を行う8月のお盆。雄勝のお盆自体、初めて参加したのは2014年で、僕も雄勝の伊達の黒船太鼓で地域に関わるようになってから一年、復興応援隊で活動していて、その時に夏に大切にしている行事なので手伝いをさせてもらっていました。(復興応援隊は東日本大震災後に各被災地に発足した「復興応援隊」という地域おこし協力隊のような組織の復興作業版みたいな感じです。詳しくは検索してみてください笑)

お盆では雄勝湾に手作りの灯籠を流して供養するのが風習になっているそうで、その灯籠も各集落の住民さん達が集まり気持ちを込めて手作りしているものでした。2021年は復興住宅と集会場もできて、灯籠作りも地区ごとの集会所で行いました。そして、中心地区を造成してできた道の駅になる施設(おがつの匂いの会場)で海に向かって供養祭を行うことに。その後に漁師さんの船に乗せてもらい、灯籠を流す、そして次の日の朝に海流で流れ着いた灯籠を回収。その段取りで動いていたのですが、雨になってしまう。でも、それでもこの昔から続けて、震災でも続けていたやり方の灯籠を雄勝湾に流そうと雨の隙間に海へ行く。

次の日は、回収。そしてお盆の最終日は浜で送り火。しっかり最後まで火を世話しながら送る住民さんのいつものお盆。


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Yukihiko Yotukura(yukki)
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