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おがつのね-匂い #05 原〜唐桑 - 循環する水 #05 hara-karakuwa - water circulation

おがつのね #05 原〜唐桑 - 循環する水 ogatsu no ne #05 hara-karakuwa - water circulation
撮影:おがつくりえいてぃ部(中村真菜美・四倉由公彦)
編集・音楽:四倉由公彦
撮影場所: 原、味噌作、唐桑  2021年5月〜8月

この企画展の制作で様々な地区で住民たちの尊い日常から、音と映像を収録 させてもらっています。その中で耳を塞いでも、目を閉じても飛び込んでくるのが水。 漁師たちが魚を追うように、僕も雄勝の水を追いかけてみようと思い、 雨の日に原、味噌作地区の大原川から辿り、唐桑地区の海へ。 その雨がまた硯上山や石峰山などに降り、そしてまたいずれ川となり海に還る。 生命を育む水の循環の一部を追った作品の一つです。

https://youtu.be/FQaJHXd-2eE?si=aMKUaJxdY-RixYh9

MusicトラックはこちらのBandcampから視聴、ダウンロードできます。

制作後記:
雄勝は海の町。その豊かな海の水はどこからどこから来て、海に還っていくのかを追いかけることをテーマに水を追いかけてみることに。先にゴールを雄勝湾と決めて、まずは雄勝湾に出る水源。一番わかり易い水源はやはり山の神の水、その上の原地区の大原川へ流れる渓流。天気を見ながら数日足を運び撮影しながら録音。晴れ、曇、小雨といろいろな表情を撮れる。しかし雨のザーザー降るタイミングを撮りたいのだけれど中々良い雨に会えずでしたが、急に雨雲が現れて気圧が下がってきたので、iPhone(防水で本当にありがたい!)で雨にかぶりついて撮る。気がついたらパンツまでずぶ濡れだけれど、面白い。
こうやって、一つの地域の水を追いかけてみるだけでも色々と変わる景色や植物、水生動物に会えて本当に水によって生き物は生かされているんだなと、文字にすると当たり前のことなんだけれど、それを目の当たりにし感じることができるというだけで、ただ嬉しい気持ちになってきました。大切なことは身の回りにあふれていてそれを感じることなんだなと改めて思う制作でした。

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Yukihiko Yotukura(yukki)
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