朝の散歩に出かけて出逢った奥様の話
昨日から秋晴れとなり、今日も朝から良い天気でした。
いつ頃からか、朝の散歩に出かけ、たまに落ち葉など道をきれいにするため、箒を持って行くこともあります。(あえてスマホは持ちません。)
今日は、近所の奥様が犬の散歩をされていて、しばし立ち話をしました。
こちらの奥様の家は古くから続いているそうですが、近くの山の祠はなんでも江戸時代に立てられ、作物の豊穣を祈念されたのだとか。
その祠のまわりは竹やぶで荒れていたのだけれども、大分前に旦那様を亡くされて、お一人で鎌一本で、全部きれいにされたのだとか。
「災難に逢わないと、気づかないのよ。でも、祠をきれいにしたら、年々自分が良くなっているのが分かるの。全然寂しくないの。犬も居るしね。」
とおっしゃっていました。
災難、は、大なり小なりやって来るのだけれど、そうしてご先祖さまを大事にするというのはやはり基本なのだなと、お話を窺いながら思っていました。
都会では、近所の方と立ち話なんてしないのだと思いますが、田舎ではこうしたコミュニケーションが大事なのです。知らない人にも、すれ違えば必ず挨拶をします。
災難、にはできたら遭いたくないけれども、ご先祖さまを大事にすることで、もしかしたら大難を小難に、小難を無難に、できることも多くあるのかもしれません。
朝から良い話を聞いて、少し嬉しくなりました。
気分が良かったので、珍しく、午前中にやるべき宿題(生徒さまからの宿題、もうすぐ来る試験の準備など) を済ませられました。
沢山のタスクを抱えて生きています。
ご先祖さまに手を合わせて。
お読みくださいましたみなさま、ありがとうございます😊