9月23日 バロック・ダンス講座のための準備
9月23日は、ピティナ小山ステーションさまにてバロック・ダンス講座をさせていただきます。
前回も使用させていただきました、ステーションの先生のお一人、個人宅の教会にて。
①バロック・ダンスの歴史
②メヌエット、ガヴォットのステップ復習と簡単な振付で踊ります
③舞曲 ルール の 解説
②については、前回たっぷりと音楽的な解説をさせていただきましたので、解説をさらっと行いステップ復習を、そして振付は18世紀のものを考えています。
メヌエットもガヴォットも、空間的な感覚を身につけるには、一人で踊るソロよりも、数人の振付が適しています。
当時もきっと、このことを考えて振付が考案されたと思われるのです。
本当に不思議なことですが、演奏でもピアノ奏者などは「ソロ」で弾くことが圧倒的に多いと思いますし、果たして自分の弾いている響きはちゃんと会場の隅々まで伝わっているかな? などの感覚には演奏の際に「自分自身」のみの意識に埋没しないことが大切かと思いますが、ダンスで複数人で踊ることに慣れてくるとこういう感覚も身についてゆくのですね。
私自身、一人で練習したりすることが小さな頃から圧倒的に多かったので、空間的な感覚によって自分を客観視することは決して得意ではなかったと思います。
私は、バロック・ダンスの授業によって、皆で振付を踊り、振付による形の美しさに意識が向くようになってから、断然、自分自身を客観視する意識が高まったのではないかと思っています。
メヌエット、ガヴォットなどの舞曲の特徴を捉えるにもステップを踏むことは本当に身体に体感できるので役に立ちますが、複数人での「図形」に意識を向けることで得られる美的感覚は本当に大きいと思います。
舞曲ルール Loure は、初めて取り上げます。
きっと今回は音楽的な説明で終わってしまうかもしれませんが、ここをなくしてステップにいきなりは入れません。
演奏に必要なバロック・ダンスの知識やステップの感覚を身につけることが目的になる講座です。
ピティナ小山ステーションの先生方にはいつも大変お世話になっておりますが、この度も大変楽しみにしております。😊
お読みくださいましたみなさまへ、ありがとうございます😊