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ホームベーカリーの選び方~パンこね機として使う場合
これからホームベーカリーを購入される方へ向けて パンこね機として使う場合の 私の選び方についてお話しします。
最初はリーズナブルな価格の機種でも充分こね機として楽しめますが、少し慣れてきたら もっと使いやすいものが欲しくなりますね。
いろいろあるホームベーカリーの中で どんなタイプを選べばよいのでしょうか。
まず第一に、自動で焼き上げまでを行うのか「捏ね」だけに使うのか どちらが主なのかを考えます。
主に タイマーセットして自動で焼き上げたいのであれば、一度で食べきれる大きさ(1斤用)で、「焼き」の機能が充実しているメーカーがよいですね。
私の場合はこね機として使って 自動の焼き上げはしないので、「捏ね」の機能がどれだけ充実しているかをみます。
ホームベーカリーには適した粉量があって、1斤用で250~300gぐらい、1.5斤2斤用で400gぐらいの粉が捏ねられます。
私は沢山の生地を捏ねたいので 迷わず1.5斤以上のタイプ。
こね機として使うなら 最初から容量の大きいものにされるのがおすすめです。
この場合 手動操作になりますので、「イーストの自動投入機能」等は必要ありません。
焼き上がりの良し悪しも私は別に問いません(笑)
最低限必要なのは 一時停止機能。
捏ねている途中で一時停止させられる機能です。
途中で材料を混ぜたり 生地の状態を確かめたりするのに必要です。
私が選んだホームベーカリーは こちら。
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(右)30年近く前に買った
リーガル社のブレッドメーカー
リーガル社のブレッドメーカーは 私が最初に買ったホームベーカリー。
パン作りを始めて少し経った頃です。
私のパン作りの原点とも言えるので、大切に手元に置いています。
まだまだ使えますよ!
リーガル社はアメリカのメーカーで、家庭でのパン作りが普及し始めた当時 世界的に大ヒットして 日本でも大きく紹介されていました。
そしてリーガル社から委託を受けて当時実際に製造していたのが 日本のMK精工なのです。
というわけで、2台目のホームベーカリーはぜひMK精工さんで、とずっと決めていました。
私が選んだポイントは 次の7点。
・1.5斤以上であること
・モーターのパワーが強いこと
・一次停止できること
・「捏ね」「発酵」「焼き」の機能がそれぞれ単独で選べること
・その機能が低・中・高の3段階に調節できること
・捏ね時間も調節できること
・長時間発酵にも対応していること
「捏ね+一次発酵」で、捏ねて一次発酵までを行う機能は ほとんどの機種に付いていると思いますが、こちらのタイプは「捏ね」だけを単独で行うことができ、捏ね時間も3~25分まで調節可能です。
まさに、捏ね機として使いたい私にぴったり!
ソフト系からハード系まで いろいろな生地が捏ねられて、とても気に入っています。
もちろん その他のタイプでも捏ね機として充分使えます。
次回は ホームベーカリーを使ったフォカッチャの作り方をご紹介します。
おうちに眠っているホームベーカリーはありますか?
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