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サパ(ベトナム)
(92番) 2015年 9月
風光明媚なベトナム・サパへ行ってきました。
1日目 9月12日
✈ 08:55 発 羽田: ANA(787-900)
12:15 着 ハノイ
時差マイナス2時間
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{ベトナム社会主義共和国}
面積: 約33万平方キロメートル
人口: 91.7百万人
首都: ハノイ
民族: キン族(越人)約86%、他に53の少数民族
言語: ベトナム語
宗教: 仏教、キリスト教、カオダイ教他
主産業:サービス業、鉱工業、農林水産業他
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昼食: ベトナム料理
🚌 その後、ラオカイへ向かう(約5時間半)
夕食: 海鮮料理
ホテルへ
ラオカイ(老街)はハノイの北西約260kmに位置し、中国との国境の町
🛏 ラオカイ泊
2日目 9月13日
🚌 華やかな衣装の花モン族の住むバックハーへ向かう(約2時間)
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ベトナム観光局
→日曜市
野菜、果物、鶏、豚、水牛、犬、日用品や民族衣装などありとあらゆる物が売られている。
素敵な刺繍が施されたクッションカバー、財布、帽子やバッグなどのお土産品もあって、目移りしてしまうほどだ。
昼食: 田舎料理
→花モン族の村の散策
彼らはモン族のグループの一つで他には黒モン、白モン、赤モン、青モン族達がいる。
18世紀に中国南部からやってきた焼畑農業を行う民族。
女性たちが着用するスカーフ、ブラウス、スカートとエプロンはカラフルで高い技術で施された刺繍は芸術的。
村は畑の中に瓦屋根やスレートの屋根などの家がポツポツと建っており、幹線道路は馬車やバイクが通り抜けたりしていた。
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S社のサイトより
午後はサパへ向かう(約2時間半のうち1時間は山道)
途中、棚田の見学
ベトナム最高峰の「ファンシーパン山、3,143m」の麓に広がる棚田は丁度、黄金色に輝いていた。まだ、刈り取られていなくてラッキーだった。
都会育ちのまだ若いガイドさんは「皆さん、素晴らしい景色ですね!」と興奮気味で我々よりも嬉しそうだったので、何だかおかしかった。
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H社のサイトより
サパ市内観光
1905年にフランス領の避暑地として開発された標高1650mにある高原リゾート。ここは人口5万人のうち、80%が少数民族となっている。
サパには6つの少数民族が住んでいるそうだ。
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V社のサイトより
→サパ教会
1895年にゴシック建築で建てられたこじんまりとした石造りの教会。
後ろにハムロン山があり、前は広場となっている。内部の見学は不可。
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ベトナム観光ナビより
→サパ市場
ここはサパ湖周辺にある近代的な市場。
少数民族の衣装が制作されているのはもちろん、手工芸品や地元で生産された農産物など、多種多様な商品が取り扱われている。
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ベトナム観光局
ホテルへ
ホテルにて夕食
🛏 サパ泊
3日目 9月14日
→黒モン族が住むタヴァン村の散策へ
彼らの民族衣装は、他のモン族の人たちのようにカラフルなものではなく、全身黒色でとてもシックな感じ。襟や袖口、腰布には豪華な刺繍がほどこされ、黒い布の隙間から、ちらりと見える刺繍はとても鮮やかで映える。
スカート丈は膝までで、脚には黒い脚絆のような物を巻いている。
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棚田の上から坂道を下っていこうとすると、どこからともなく黒モン族の人達が近づいてきて「名前は何て言うの?」とか英語でいくつか質問をしてきた。ま、目的はこれを買ってくれないかと小物を売りに来たようだったが。
生活の為にちゃんと英語を覚えて感心だ。
ベトナムは少数民族に税金と学費の免除をしているそうだ。
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ベトナム観光局
→ザイ族が住むラオチャイ村の散策
彼らの民族衣装は鮮やかなパステルカラーのシャツが特徴。
200年ほど前に中国からやってきた。サパ周辺民族の約50%を占める。
ここはライスワインが特産で、その度数は約40%。
のどかな田舎の田園風景や棚田が続いていた。あまり高低差がないので見晴らしが良かった。静かな村の川のせせらぎも聞こえた。
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ベトナム観光局
→赤ザオ族が住むザンタチャイ村の散策
標高1400mの山の中腹にある為にタヴァン村からここまでは急に険しい山道が続き、デコボコの砂利道で歩きにくかった。
ここも静かな田園風景が広がっており、段々畑の間にポツン、ポツンと民家が建っていた。
赤ザオ族については翌日の村で説明。
昼食: サパ名物料理
→黒モン族が住むカットカット村へ
サパ市内から近いこともあり、観光地化し過ぎており、少々げんなり・・・
欧米人や国内からの観光客が多く、ほぼすべての家は小さいながらも土産物店を兼ねている。村内には川が流れ、ティエンサ滝や橋もある。
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夕食: マス鍋
🛏 サパ泊
4日目 9月15日
引き続き、サパ市内観光
→ハムロンの丘植物園
ロープウエイなどないので、一歩、一歩自分の足で登っていく。一つの階段の高さがちょっと高すぎて最初から大丈夫かな?と心配になったが、途中からはキチンと歩道があって平坦な道が続くようになったのでホッとした。
中腹辺りが植物園となっているようで、綺麗に整備されてお花が植えられていた。
頂上まで登りきるとそこはビューポイントとなっており、サパ市内が広々と見渡せた。
少し、下ってきたところにある小屋のようなところで、「少数民族ショー」が行われていた。そこでバンブーダンスを見学。
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昼食: 中華料理
→赤ザオ族が住むタフィン村の散策
彼らは眉毛を剃り、赤い頭巾をかぶった民族で、スカーフ、腰帯、スカートと全身ほぼすべてを赤系の色で統一をしている。
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ここも黄金色の田園風景が広がっており、村の入り口では赤ザオ族の人達が出迎えてくれた。しかし、当然、お土産を買ってほしくて待っていたので、数人にすぐ囲まれてしまった。
中には黒モン族の人達もいて、その格好ですぐに違いが分かる。
→中越国境の友好橋の見学
鉄橋となっており、途中まで歩くことができる。
向こうからは中国から仕入れてきた雑貨や日用品などを担いだベトナム人達が歩いてきた。
中国とベトナムは1979年に中越戦争があったが、現在の関係は良好で、通行証だけで簡単に出入国ができる。
夕食: ベトナム料理
ラオカイへ戻る。
その後、寝台列車にてハノイへ
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この列車はベトナム国鉄が運行をしていてホン川に沿って走る。
ラオカイを21:05に出発してハノイへは05:20に到着をした。
走行中はかなり揺れると聞いていたが、大丈夫だった。
こういう列車にありがちなトイレが汚いというイメージは払拭された。
何故なら、環境にも優しい「バイオトイレ」が導入されており、臭いも全くしなくて清潔が保たれていたから。
列車の寝台は4人部屋だったが、二人で使用するように旅行会社が手配してくれたので楽であった。
🛏 列車内泊
5日目 9月16日
ハノイ到着後、ホテルへ向かい、しばし休憩
その後、帰国の為空港へ
ノイ・バイ空港では「ぼったくり」が横行しているので注意するようにと聞いていたが、全くそんな事はなかった。
昼食はついていなかったのでレストランで軽食を食べた。
✈ 13:55 発 ハノイ: ANA(787-900)
21:05 着 羽田
{結び}
少数民族に会う旅は文化や歴史など興味深くて飽きることがありません。