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自称「俺の隠し湯」ワーケーション

秀吉は湯を隠しがち。信玄もな。

ぬる湯も濁り湯も大衆浴場も山奥の秘湯も
なんであんなに気持ちいいのだろうか

月日は百代の過客にして、行き交ふ年もまた旅人なり。船の上に生涯を浮かべ、馬の口とらへて老いを迎ふる者は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に温泉あり。
俺の細道(架空)

あなたの好きな泉質は?


あちこち行った中で、特に忘れられない泉質がいくつがある

そのなかのひとつが奥日光と呼ばれるあたり
硫黄泉、硫黄臭。
そのなかにガソリンのような
オイルのような匂いがほのかに混じる

今回は奥日光近くの、喜連川早乙女温泉


いいタイミングに行くことができたなら
誰もいない半露天風呂のような広い浴場で
犬の置き物がポツンと置いてある庭を眺め
半身浴をしたり肩までとっぷり浸かったりしていると
お肌がつるつるになっていくのがわかる

ワーケーションだから

だいたいのホテルではWi-Fiが解放されているので
移動中以外は仕事したり
温泉に入ったりする。
それがワーケーションだから。
温泉に入る。

やっぱり最高

翌日は那須塩原のぬる湯に行きたかったのだが
残念ながら断念。
匂いがしばらくまとわりつく
癖の強い泉質は湯治したくなる湯のひとつだ。


コロナ対策として注意事項がビッシリ書き込まれた看板が2つ。掟を破るものは許すまじ!


「健康の維持」を目的に来ないとオコだぞ!

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