Paul Bleyがベヒシュタインを弾いている写真
今朝はPaul Bley Trioの”My Standard"を聴いている。
Paul Bleyのアルバムはあまり持っていないので、このCDとChet Bakerとの共演盤の”Diane”しか聴いたことはないのだけれど、静かに語りかけるような演奏が良い。
このアルバムは、コペンハーゲンのSound Track Studioで録音されており、録音の音質も良い。ピアノがキリッとしている。
おそらくSteinwayのピアノだと思って聴いていたのだが、CDのジャケットの写真を見てみたら、ジャケ写の写真のピアノがSteinwayではない。
鉄骨の感じからおそらくC. BechsteinのE型だと思う。
Paul Bleyはスタインウェイアーティストだったような気がするが(記憶が確かではない)ジャケットの写真にSteinway以外のピアノが写っていることは珍しい。
録音を聴いていると、高音の音のキリッとした感じ、低音のどっしりとした感じ、次高音のキャラクターなどがスタインウェイの音のような気がするのだ。BechsteinのE型の高音はもっとピチャピチャしている印象だ。
まあ、調律の具合でいくらでも音はいじれるのだろうけれど、写真だけ違うスタジオで撮影したものを使ったのだろうか。Steeple Chaseってそんな凝ったことするかな。
誰かご存知であれば教えて欲しい。
そもそも、Paul BleyがBechsteinのピアノで録音したレコードってあるのか。
まあ、そんなことよりも、このアルバムの素晴らしさについて語るべきなのだろうけれど、どうもこのジャケットの写真のピアノが気になってしまい、ついnoteに書いてしまった。
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