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ミニマリストに潜む希死念慮

こんばんは。

カウンセラーのMIKIです。


今日はミニマリストに潜む
希死念慮」について語りたいと思います。

※ミニマリストを楽しんで
やっている方については問題ありませんので
誤解なきよう。


ミニマリストが流行ったのは
2010年頃~だそうです

私も過去に5年ほど、ミニマリストをしていました。

あらゆる要らないものを処分し
毎日「生活を整えるため」と称し
排除探しの日々


装飾品やインテリア
時には注意書きのシールまではがしたり

とにかく、身の回りの雑音のようなものを
排除したかったのです。


とにかく何もかも捨ててしまいたかった。

軽くなりたかったんです。

それは、やはり人生への絶望だったのです。


楽しみ、喜びが
感じられなかったから

苦痛さえ取り除けば
幸せになれると思い込んでいました。


その結果わたしは、とてもミニマルな生活を
手に入れました。

あまりにも質素で
生活感のない部屋でした。


でもそこには、軽くなった自分など
居なかったのです。


わたしのゴールはそこになかった。


排除するべきは、モノではなく

ガチガチに硬くなった頭の部分でした。


軽くすべきなのは
心の方でした。


振り返ると、ミニマリストを
目指していた私には

やはり希死念慮がありました。


「いつ私が死んでも、誰にも迷惑をかけないようにしよう」

「いつ終わりが来てもいい」

「いっそ、明日消えてもいい」


そうやって、
喜びに目を向けずに生きていたんです。

わずか30歳にして
生前整理をしていたんです。


今になって振り返ると


私はそうやって
物を減らしていた時期を
無駄だとは思いません。

私の大切な経験になっています。


だけど、生きているからこそできる事がある。



・素敵なインテリアでオシャレな生活をする喜び
・好きなものを収集する喜び
・試してみる経験(ファッションから調味料まで)

こんなものじゃありません。
もっともっと、所有の喜びをまだまだ感じていたい。
体験の喜びを感じたい。

そんな自分に出会えました。


人は、傷つくと、失敗したくない・無駄にしたくない。
そんな風に思ってしまう事があります。


でも、何も経験しないことほど
辛いことはないんじゃないかなと
私は思います。


ミニマリストをしていても
心が軽くならない人は
一度、自分の中に希死念慮が無いかの確認を
してみてくださいね。


もし少しでもあったなら
沢山傷ついてきたご自身を受け入れて
大切にしてあげてください。

そして、これからもっと喜びの為に生きても
いいのだとご自身に許可してあげてくださいね。


それではまた!

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