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スクールカウンセラーのイメージを覆す!新世代が活躍する理由と未来へのチャンス
スクールカウンセラー(SC)の給料設定は、
ベテランが担当することを想定している聞きますが、
多くの声が「若手には負担が大きすぎる」と指摘しています。
確かに、ベテランは安定感があり、
多くの教員は経験豊富なカウンセラーを求める
傾向にあるのは理解できます。
しかし、私はスクールカウンセラーとして
ベテランだけが適任だとは思いません。
以下にその理由を説明します。
若手の信頼関係の強さ: 若手カウンセラーは子どもたちとの年代差が少なく、彼らの文化を理解しているため、信頼関係を築く速度と戦略で有利です。これは若手ならではの強みです。
ベテランの技術に対する疑問: 経験と知識はベテランに蓄積されているかもしれませんが、技術の質には個人差があり、すべてのベテランが高い技術を持っているわけではありません。私自身、クライアントに選ばれることが多いのは、新しいアプローチを持っているからかもしれません。
学術活動の欠如: 多くのベテランは学会発表すらしたことがなく、専門性を科学的に示す機会が少ないです。研究活動も限られているため、新しい知見の発展に寄与していないのが現状です。
SVポジションの問題: ベテランはスーパーバイザー(SV)や大学の実習指導者としての役割を担うべきですが、SVを担える専門家が不足しています。
機動力と体力の優位性: 体力と機動力では若手の方が明らかに有利です。彼らは多くのケースをこなしながら、さまざまな業務に迅速に対応する力を持っています。
結論として、SCはセンスや力量があれば、
若手でも成功する可能性があります。
彼らには機動力やフットワークの軽さ、
多角的な視点、柔軟な対応力が求められます。
若手がSCとしてのキャリアを積むことは、
将来の投資として価値があります。
これにより、次世代を支えるカウンセラーを育成することができます。