心理職になるなら、やりたい仕事を目指そう
心理職になってやりたいことは何か?
これを考えることがあると思います。
大学や大学院時代に考えたことがあるでしょうか?
あるいは転職の機会の時でしょうか?
私の場合、
大学受験に失敗して浪人している間に、
人生に行き詰まりました。
ひきこもっていた時期に見えてきた答えが、
・臨床心理士になりたい
・スクールカウンセラーになりたい
・困っている子どもに、カウンセリングでサポートをしたい
の3つでした。
そのため就職する時に最優先することは、
「カウンセリングができる仕事を選ぶ」です。
ですが、これが簡単にはいきません。
大きな壁の1つは、生活費の確保です。
若手の頃は、生活費の確保+カウンセリングができる仕事
を中心に選んでいきました。
とはいえワガママな私は、両方をとりに行きます。
だって大学院まで道楽を貫いたんだから‼
その選択肢になったのがスクールカウンセラーでした。
当時は某県内全中学校配置をされるタイミングだったため、
採用される可能性が高かったのです。
しかも新卒でも採用してもえる県だったのも助かりました。
追加で電話相談の仕事もいただけたので、
最低限自分が食べていける見通しは立ちました。
生活費の見通しは立ったところで、
残った時間はやりたい仕事のみで探しました。
結果的に見つけたのは、
教育相談機関の非常勤職員の仕事でした。
時給800円の仕事でした。
大切なのは、自分のやりたいことは何なのか。
ただ生活費を確保するだけでは仕事が苦痛になります。
やりたい仕事は薄給でもやる。
そういう体制作りが大切だと思っています。
声優さんの世界も厳しいようですが、
三ツ矢雄二さんがナカイの窓というテレビに出ていた時に、
「やりたい役だったら、どんなに報酬が安くてもやる」と言っていました。
この発想、私は大賛成です。
モチベーションを保つためにも、
やりたことができる余地を少しでも作ることをお勧めします。