文字との戦い:国語が苦手な私の成長物語
小学生のころから、私は国語が苦手でした。
特に作文は手が付けられず、
テストの成績も芳しくありませんでした。
しかし、中学生時代の模試で国語の偏差値が38という結果を受け、
高校受験を控えて家庭教師をつけることになりました。
初めは抵抗がありましたが、
先生の励ましを受けながら少しずつ努力を重ねるうちに、
偏差値は大幅に向上し、読書の楽しさにも目覚めました。
この経験が、後に心理学の専門書を読む基礎となりました。
臨床心理士としてのキャリアをスタートし、
業務の一環として研究にも携わるようになりました。
特に、症例報告や事例報告の執筆は、現場からの貴重な学びを提供します。
大学で実習指導者としての経験もあり、
「論文を書いてみませんか?」という提案を受け、
初めは査読なしの論文を数本執筆しました。
その後、知り合いの先生にチェックを受けながら
査読付きの論文も書くようになり、少しずつ論文執筆に慣れていきました。
最近では外部の専門家の査読を受ける機会にも恵まれ、
「論文を書きませんか?」との誘いに応じました。
執筆は困難で、特に日本語の修正を求められる度に
恥ずかしさと自身のコンプレックスに直面しました。
しかし、周囲の支援を得ながら、
査読者の厳しい目を「落ち着こう」、「対処できる」と受け入れて、
乗り越えていきました。
文章力に自信がない私ですが、
アイデアと発想は評価されており、
多くの人のサポートを得て執筆活動を続けています。
国語が苦手だった少年が、
いかにして自分の弱点を克服し、
成長してきたかの物語です。