開業したらコロナがやってきた④
コロナ、おまえは、なんやねん?どないせっちゅうねん?と(関西弁でなくてもいいのだが)独りきりで呟いて、どないしょー?と思った時にどこかに相談できるのか?どうすればいいのだ?と、調べてみた。(とりあえず大阪で利用できるリソース)、ざざっとこんな感じ。
とりあえずお金と雇用など現実的なところがなんとかなりゃなんとかなる方も多いので、こういうリソースは多いに利用すべし!
経産省
大阪弁護士会
全国社会保険労務士会
労働局
大阪市HP(新型コロナウイルス感染症に関する事業者向け支援情報)
しかし、コロナに関してのメンタルの支援は乏しい。
私も所属している臨床心理士の臨床心理士会はまだ何か具体的で直接的や支援はできていない。おそらく現状は上記の相談窓口でメンタルしんどそうだな、自殺リスク高いな、と感じる方がいたら、地域の精神保健センターの相談窓口を紹介したり受診を促したりしてくれているはずではある。しかし、そもそも精神保健福祉センターの相談の窓口もそれほど余裕もないであろう。
臨床心理士会サイトには「子どもに関わるすべての方々へ」として感染症対策下における子どもの安心・安全を高めるために日本臨床心理士会災害支援プロジェクトチーム、日本公認心理師協会災害支援委員会、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン3団体共同のメッセージとこどもに対してのケアをまとめたPDFが掲載されている。
http://www.jsccp.jp/userfiles/news/general/file/20200302174321_1583138601335720.pdf
まだ、産業カウンセラー協会からは「新型コロナウイルスによる不安やストレスなどの心の問題に対処するために」という情報提供がされている。
https://www.counselor.or.jp/covid19/tabid/505/Default.aspx
しかし、ちょっと遅い。メンタルの支援はまず生活の安心を得てからでも良いし、まず生活の支援がメンタルを支えるが、
すでに血は流れ続けていて、コロナに関連した死の気配が濃くなっている。
「コロナ疲れ」なんて言葉も生まれているが、「ちょっとした疲れ」だからまだ大丈夫と真面目なひとほど我慢してしまいがち。自分より辛い人はまだまだいる、こんなことで負けてはいけない…そうして歩むうちに、背負う疲労はますます重く、気がつけば一歩も進めなくなっていることもある。
そんなことを、考えざる得ないこのときに、仕事でも「不要不急」の行動は自粛されているようなときに。その逆、わたしのような心理屋さんとして「有要有急」(なんてのがあるのはわからないけど)のことはなんだろう。
シェルターから出て、急にコロナの波かぶってちょっと怪我をしててもわたしはまだ大丈夫。 自由に動ける。
むしろ自由。なにもかも始めたばかりだ。
いざ。