見出し画像

【福岡】Zepp FUKUOKA(ゼップフクオカ)について詳しくご紹介☺︎

こんばんは。暑い日が続いて、夏が大の苦手な私はずっと家で仕事をしていて、ほとんど外に出ていない生活ももう少しで終わりに近づいてきました。
夏はライブにも行けないのでネタがなく(笑)かなり時間が空いてしまいました。

夏の夜だけはすごく好きで。秋めいてきた少し涼しい夜風が窓から吹いてきて、鈴虫の鳴き声がとても心地良いので今宵もぽちぽち。今夜は月も綺麗です。

ライブハウスに行き始めて気づいたことがあって。アイドルやアーティストのライブには車椅子ユーザーの方が沢山いるのに、ライブハウスでは見たことがないこと。

ライブハウスは、階段や地下、スタンディングのイメージが強くて、以前の私のように行くのを躊躇ってる方も少なくないのかなと思っていて。
でも、アイドルもアーティストもバンドも、大好きな音を浴びること、明日からまた生きていく力をもらえることには何の変わりもなくて。

躊躇わなくて大丈夫だよ、と知らないどこかのだれか背中をそっと押せるきっかけになれたら嬉しいな。

今日は福岡県にある「Zepp Fukuoka(ゼップフクオカ)」について詳しくご紹介します!

【Zepp Fukuoka(ゼップフクオカ)】

福岡PayPayドームと隣接するライブハウス

Zepp Fukuokaは、階段しかありません。 

Zepp系列でも、エレベーター完備のところはあって、私が今まで行った中では、Zepp DiverCity(Tokyo)とZepp Haneda(Tokyo)にはエレベーターが完備されていました◎

【物販】

PayPayドームまで続く物販列

早めに行ったのですが、既に長蛇の列がPayPayドーム前の階段下にまで出来ていました。
デメリットとしては、物販列が途中から階段になるため、車椅子ユーザーの方だと難しいです。
段差のないところに案内してもらいましょう◎

先行物販開始時間に合わせて早めに行けば、もちろんお目当てのグッズは手に入りますが、ライブハウス開場後直ぐが、ほぼ並ばずにグッズを購入出来ることを最近発見しました◎
(※開場後も物販している場合に限ります)


【ロッカー】

入場してすぐ右手にあるロッカー
ロッカーは1階にも2階にも沢山あります

【ドリンクカウンター】

左手に設置されているドリンクカウンター

ドリンク交換の時にもらえるZeppオリジナルのドリンクホルダーは、コレクションするととてもかわいいです!◎ 配色がおしゃれで毎回何色をもらえるのか楽しみです。

ドリンクをもらったら1階席へ降ります


【車椅子席】

全体図
左側のブースにある車椅子スペース
車椅子スペースからの見え方


Zepp Fukuoka(ゼップフクオカ)は、2階席に車椅子席があります。私もここで何回か見たことありますが、とても見やすいです!

車椅子スペース内でも、前の方と後ろの方に案内してくれるスタッフさんがいました。全く見え方が変わったので、前の方に案内してもらうことをお勧めします!◎

【2階席からの見え方】

とても良く見えます◎
 2階席もとても見やすくておすすめ!◎

【お手洗い】

お手洗いも階段下1階にしかないため、隣接するMARK IS 福岡ももち のお手洗いを利用します。

Zepp系列は、ショッピングやレストラン施設が隣接しているため、物販後やライブ前、ライブ後にご飯を食べたり余韻に浸ったりと時間を潰せるところが沢山あることがメリットのひとつだと思います◎

【フォトスポット】

Zepp入場口のすぐ隣です
本日のライブアーティストの看板

Zepp Fukuoka(ゼップフクオカ)のライブアーティスト名入りのかわいい看板は、なんと終演後はもう無いのです!!(泣)
たまに並ぶこともありますが、必ず開演前に撮ってくださいね!!☺︎

【アクセス】

〒810-8639 福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1

最寄り駅
地下鉄「唐人町駅」より徒歩約15分
西鉄バス「九州医療センター」または「ヤフオクドーム前」すぐ

お問合せ
TEL. 092-517-5599
FAX. 092-517-5598

キャパシティ
【スタンディング時】1,526人
1階 1,226人 (スタンディング)
2階 105人 (座席)、2階 176人 (スタンディング)、19名(車椅子エリア)


【公式サイト】

【公式X】  

https://twitter.com/zeppfukuoka_


【また行きたくなるライブ】 


先日の出来事。早めに先行物販に行ったのに、既に長蛇の列で、階段下にまで人が並んでいました。

勇気を振り絞って、階段1番上の方に「階段が登れないので、ここに入れて貰ってもいいですか?」と聞いたところ、快く「どうぞどうぞ〜!」と笑顔で入れてくれました。ライブ始まる前から優しさに涙腺崩壊。

昨年、Zepp Fukuokaに行った時。
3組の対バンだったんですが、3組同時にはグッズが買えず、1つのバンドのグッズを買ったらまた最後尾に並び直すと言う前代未聞の(笑)案内をされました。

皆んなが困っていたところに1人の男性が手を挙げました。早く来て並んでいるのに、また1番後ろに並ぶのはおかしいんじゃないかと。

スタッフさんも分かってくれたようで、また並び直すことにはなったのですが、1番前にいた人は1番前に並ぶことに。

その時です。初めましてのかわいい女の子たちが「お姉さん!ここ、ここ〜!」と
歩くのが遅い私の場所をちゃんと取ってくれていたんです。そのうえ終演後には、車椅子スペースで見ていた私に気付いて「お姉さーん!楽しかったですね!バイバーイ!」と声をかけに来てくれたんです。良い子たちすぎる。。またも涙腺崩壊(泣)

「ああ、初めてのバンドばかりで緊張したけど来て良かった〜(泣)」と心から思いました。

そしてビックリなのが、この温かすぎる出来事はどちらも同じアーティストさんのライブだったと言うこと!!
「Tele(テレ)」です。

この出来事をきっかけに、Teleくんのことをもっと好きになり、こんな温かいファンの皆んなと一緒にもっと応援したいずっと応援したい、また絶対に行く!と心に誓いました。

まだ一歩を踏み出せない方にも、ほんの少しの勇気で、こんなに優しい世界、温かい皆んなが待っているんだよと声を大にして伝えたい。


Today's playlist

割れた硝子の上を君は裸足で歩く。
歩き続ける。
割れたガラスの上を、君は一人で歩く必要はもうないよ。
共に朽ちよう。

花瓶 / Tele

私がTeleに出逢ったきっかけは、インスタのリール音源で流れてきた「花瓶」という楽曲でした。
メロディが好きで、すぐに良いなと思いMVを見に。見た瞬間、衝撃が走り涙が溢れ出ました。

車椅子と閉じ込められた世界から抜け出した過去の私と、車椅子の世界から外の世界に連れ出して彩りをくれた過去の彼がそこにいたんです。

全部いやんなった?
忘れようとしたけれどもうダメだよ。
浮かんだ悲嘆だって、
あぁーあ、痛みじゃないでしょう?

眩んだ瞬間を悔やむだけの時間、勿体がないんだ。
離れて戻ろうが、
ただ、一緒にいれただけさ。
たまたま、会えただけさ。
僕らはまた、さよなら。

花瓶 / Tele

【追記!!】

Teleくんの2週間前ほどのインスタライブ。リアタイ見逃して、アーカイブを今見ていたら涙が溢れ出てしまったくらいに素敵なことを言っていたので、書かねば!と思い、ぽちぽちします。

コメ主さん「私は義足です。ライブに行ったら邪魔になりませんか?」

Teleくん(一部省略)
「ライブハウスによっては、車椅子とか義足の方のゾーンを作れないことは絶対にあるんだけど、その場合であってもあなたが来ることは決して邪魔じゃないので。邪魔って言葉は絶対に使わないでください。邪魔じゃないんで。

あなたがライブを見るために、不都合はもしかしたら生んでしまうかもしれないけどそれは
背の低い人が見づらいとか、それと同じようなことですから。それは誰かに迷惑をかけてると思わないでください。それは迷惑ではないので。邪魔ではないので。

あなたが他人に対して必要以上に心配とかおもんぱかることなく、ライブを見れるように一旦聞いてみます!ただ、自分が立ってられるかとか不安はあると思うので周りにぶつかっちゃったりしたらどうしようとか。でもそれは邪魔ではないので!邪魔なんて言ってる奴がいたらそんな奴は俺がもう、、!

邪魔じゃないので。邪魔なんてことはないですよ(ここで既に6回も邪魔じゃないことを主張してくれてます)

たかだか義足をはいているくらいの理由で、ぐらいの理由って言い方、本当ごめんね、敢えてこういう風な良い方するけど、たかだか義足をはいているくらいの理由で楽しめないとか

たかだか車椅子に座っているとかの理由で楽しめないようなものがこの世に存在するのであれば、そんなものは長続きする必要はないし、明日以降やられる必要なんてひとつもないから

そんなものがスタンダードな場所としてライブハウスが存在するんだったら、明日のうちに無くなっちゃって大丈夫です、そんなものは。」

Tele インスタライブより


すごくないですか…?「たかだか」なんです。
自分だけが深く考えて悩み過ぎていたことは「たかだか」なことだったんです。。今まで経験したことのない背中の押され方でした…(泣)

自信を持って生きて行こう!もっと堂々とライブハウスに行こう!と思えました。

アーティスト側がここまで理解してくれていると
とても心強いですよね。圧巻されました。リスペクトがエンドレスに増えていきます。こんな素敵な人になりたいものです☺︎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?