夢日記「ボイスロイド声の保管」

今日見た夢、面白い設定とストーリーだった。

研究所のようなところに白衣を着た若い博士がいる。髪型はおかっぱ頭で、男性だ。

その博士の目の前には、女性が台の上に横たわり、たくさん電気の線や管が機械とつながっている。

その女性はすでに亡くなっている。死体のまま、人形のように保存されて寝かせられているのだ。

博士はその女性の声を愛していた。

そして死してもなお、研究の結果、肺と声帯と唇に空気と電気信号を送り、声を出すことに成功した。キーボードにつないで、言葉を発したり、ボーカロイドのように歌を歌わせることだってできると言う。

面白いのは

発する言葉は、いわゆる録音ではなく、空気とともにピンク色の筒や袋に保管されている。短い言葉は筒に(卒業証書が入っている、開けるとポンとなる筒に似ている)入っていて、長い文章や歌は袋に入っている。クラッカーを鳴らすように、開けると音が出ていくので、、同じものを聞くにはまたその入れ物に声を詰めなければいけない。

博士はとても大事そうに声の入った筒をたくさんコレクションして保管している。機械につながれていても、毎回音がちょっと違うから、開ける瞬間がとても楽しみだという。

私は博士からその場で説明を聞いただけで

この夢の中で声を聴くことはできなかった。

「ありがとう」の筒をちょっと開けてみたいと思ったが、

その隣に「愛してる」の筒がたくさんあって、大切すぎて私には開けてはいけないものだと悟った。



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