Googleレンズがなくても大丈夫。Windows1人1台奮闘記R3⑤
先日娘と行った公園で、バナナの房を小さくしたような、芋虫のような実が落ちているのを見つけました。何だろうと思って、スマホのGoogleレンズで調べると、「白木蓮の実」とすぐに分かりました。
同じ実を、学校の生活科の学習で行った公園で見つけました!「何これ!」「バナナ!」「食べられないけど」
それでも実物をたくさん持って帰る子どもたち。そして、先日、娘と行った公園でたまたま会って一緒に遊んだある子が「先生、これ何の実だっけ?」と言い出しました。「iPadやパソコンでも調べられるよ」と教えようとして・・・あれ?iPadにGoogleレンズアプリが、ない。WindowsPCにも。
写真アプリから調べられそうと思って試してみると、ありました、写真の右クリックメニューの中に「Googleレンズで検索」の項目が。(Googleアプリを入れておく必要があります。)
Windowsでは、虫眼鏡🔍ボタンを押すと、上の写真のように、マイク🎤のと虫眼鏡🔍の間に「画像検索」のボタンが現れます。
まだ子どもたちには教えていませんが、次の機会には一緒にやってみようと思います。
画像検索で何でもすぐ分かるわけではなく、写真の撮り方が重要なことや、似た見た目のものが多いものを特定するのは難しいこと、通常の検索と組み合わせるとよいことなど、大人でも試行錯誤して気付くことがたくさんです。ですが、1年生だからこそ、「画像での画像検索」から始めてみるのもよいかもしれないと感じています。手持ち画像との比較で「これかな」と選び、植物なり昆虫なりの名前を読んで知る。毒があるかないか等を知る。図鑑としての使い方です。そして、もう少し上の学年になったら、分かった名前「ハクモクレン」を文字で検索し、「木蓮」の種類や、春の初めに花が咲くことを知る。「今度は花を見に行こう」という学習になる。
今回は、教師が画像検索結果と花を見せました。それでも「実が大きくなったら赤くなるの!?膨らむの?!」「この花、見たことある!」「今度は春に行こう!」等、子どもたちは大興奮でした。
2人が「探検カード」にこれを選んで描いて、みんなで作った「発見地図」に貼りました。大判用紙2枚半分の大きな地図。そこには、一人一人の「発見!」「不思議」の思いが詰まっています。Teamsでの画像共有(前号)は、町探検を後から振り返り、各々が自分のお気に入りを選んで書き表し、それを見合って気付きをより深め、表現方法を学び合うための、よい手立てとなりました。
つい先日追加された、スタディーエックス スタイル StuDX Styleの小学校社会科3年生の実践と重なる部分があります。
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