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音楽科でScratch。2年生が1人1台(Windows)を手にした5か月の記録②

④音楽科で「スクラッチ」

 隣のクラスの担任がICT担当をしていたおかげで、いろいろ助けてもらい、情報も教えてもらうことができました。彼が出す「情報通信」は年間60号近くになり、それに載っていた活用例がこれでした。
 音楽科のリズムづくりの単元で、ビジュアルプログラミングアプリ「Scratch」を活用。
https://miraino-manabi.jp/content/265

 これを知った時にはもうこの単元の学習は実は終わっていて、音楽室で太鼓を使って本当のお祭りみたいに盛大にやった後でした。2学期の内容ももう終わり余裕があったので、復習を兼ねて教室で使ってみました。
 その際、新たに「2分音符」を学習した後だったので、このプログラムを基に、私が2分音符も加えたものを作ってみて、(Scratchでのプログラムの作り方の勉強になりました!)そのリンクをTeamsで児童に配付しました。こちらです。
https://scratch.mit.edu/projects/464132941/editor/

https://scratch.mit.edu/projects/464132941/ こちらが私のアカウントです。
 多少バグがありますが、特に混乱なく、子どもたちは楽しみながらリズムづくりを行いました。
 この時、「リズムをつくって聞いて終わり」でなく、「つくったリズムが自分で着実に打てる」ように、1人1人が教師の前で、自分がつくったリズムを手拍子で打つ課題を課しました。これにより、児童は真剣そのもの、画面とにらめっこし、耳ダンボでPCから出る音声を聞きながら、自分が打つリズムが正しいか確認し、何度も練習していました。
 課題をクリアした子は、他のリズムの組み合わせをつくり試すようにし、個別最適化が音楽科でも実現した好例でした。

 この「小学校を中心としたプログラミング教育ポータル」サイトにある例の中には、例えば2年国語の「主語・述語」のようなものもあります。しかし、試行錯誤の余地がなく、正直、効果も面白みもないと感じます。比較して感じたのは、Scratchの

『文字(ドレミ)』+
『画像(音符♪)』+
『アニメーション(今打つ!タイミング)』+
『音声(ドン!)』

のよさ、そして何十パターンもあるものを試行錯誤して試せるよさです。

音楽科、殊に「リズムづくり」との相性は抜群です。

 どの学年でもあるリズムづくり、これをScratchで毎年行うのもいいと思います!休校中に家庭でもできます。

 気に入ったリズムをワークに写し書いてもよいし、スクリーンキャプチャしてTeamsで共有するのもよいと思います。友達のつくったリズムを自分で叩いてみたくなるでしょう。
 さらに、インカメラで動画撮影すると緊張感が増しますね。その動画を教師に提出することもできます。
 友達とリズムをつなげるのもいいですね。
 学びが広がります!

 つづく。

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