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1年音楽「わらべうた」「絵描き歌」検索で紹介し合う

 体育科、音楽科はどの学年でも時間のマネジメントが行いやすいのではないかと思います。しかも、コロナ禍で、3密にならない活動を行うのが難しい教科でもあるのではないでしょうか。
 「使ってみよう」「使うしかない」と思いをもってGIGA端末を使うチャンスです。

 1年生でも、歌唱と鍵盤ハーモニカの使用を減らしました。わらべうたの学習で、互いに手を握り合って行いたい活動もありますが、控えています。
 その代わり、「絵描き歌」の学習において、ウェブ検索で各自が「わらべうたの絵描き歌」を調べ、紹介し合う活動を行っています。

 「ネットで調べる」と離すと、迷わずサファリやエッジを開ける子が増えてきました。「動画」タブを開いて検索する子もいます。最初からYouTubeで調べる子もいました。
 わらべうたではない絵描き歌がヒットしましたので、「わらべうた 絵描き歌」で検索するといいよ とアドバイスしました。

 「先生、数字の1から5までのがあるよ」「この動画がゆっくりで分かりやすい」等教え合いました。リンクの共有も考えましたが、子どもたちが自分で黒板やホワイトボードに描いて説明した方が良い雰囲気でしたので、それを見守りました。

 途中で関係のない動画を見る子もおらず、その点でも成長を感じました。

 音楽科というと、先生がCDをかけたのを聞いて覚えるのが通常パターンです。が、完全に教師主導のその方法よりも、自分たちで探し、紹介し合う学習の方がずっと主体的です。
 著作権のことを考えなくても良い「わらべうた」なら、この学習方法はなお合うと思います。
 ジグソー法のような形で教え合いをするのもよいですね。

 そういえば以前、鑑賞の学習を、端末に入れた音源で各自が行う授業を見ました。再生、停止、繰り返しが自由にできてよいと感じたのを思い出しました。

 音楽での端末活用といえば、リズム遊び、リズムづくり、旋律づくりでScratch活用について書きましたが、
 端末を活用した「教え合い」も相性がよさそうです。


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