026.｢海月｣

I say bye. I don't love you anymore.
Say good bye. This is a happy “ending”
I say bye. Good bye and Good luck
I say bye. Say good bye. And good luck.

薬指の指輪が小さい手錠に
目を合わせずまた出かける君
この日々はいったい誰のため？
これがあの日望んだ未来なの？

私たちホントに幸せなの？

いつも何があっても君はだんまり
少しかまってよなんて言えないし
自暴自棄になったとしても
自分自傷して泣くばっかなの

私たちもう別れた方がいいのかな

少しずつ愛が減ってく度に
心の距離は皮肉にも増えるの
写真に写った君の笑顔見て
声が漏れた

喉裂けるくらい泣いた
なんか楽になれた気がした
外れない指輪が呟いた
｢もうこの鎖は外れない｣と

それが二人で重ねた後に壊れた
幸せが有った証明になれるなら
ここで終わりかもね さようなら
君が好きだった海月ほら微笑んだ

I say bye. I don't love you anymore.
Say good bye. This is a happy “ending”
I say bye. Good bye and Good luck
I say bye. Say good bye. And good luck.

君の帰宅がいつもより早い気がして
別れ告げようとしたその時に
｢ごめん｣泣き出した君の目
見れず思わず泣いた私の目

私たち同じこと考えてたんだな

毒をもった君が刺した私は麻痺して
私の毒で君も同じように麻痺して
君も君で辛かったの？
私も私で辛かったよ。

最後の最後でなんか苦しいな

ダラダラ続けたこの関係のピリオドは
離れたくないほど 仲のいい最後
君の目に映った私の顔が何故か笑った

甘い甘いキスをして終わった
ちゃんと楽になれた気がした
久しぶりに合わせた目と目が
二人の愛を物語ってたんだ

もう愛なんかないと思ってた
互いの誤解が溶けて涙になる
私が好きな海月持ち上げた
愛の毒に犯され二人笑った

もう1回あと1回
言わないよう精一杯我慢して
家を出る支度を済まして
海月を抱えて背を向けるの

いつも君はワガママだった
訂正 私もワガママだったんだ
まだ好きだったんだな気がついた
海に浮かぶ月を抱きしめて

二人で重ねてた日々と思い出
もういいね泣き腫らした目で
お互いもっともっと幸せになろう
海月にキスをして歩き出したんだ

でも本当は戻りたいんだ

I say bye. I don't love you anymore.
Say good bye. This is a happy “ending”
I say bye. Good bye and Good luck
I say bye. Say good bye. And good luck.