コーヒー豆の保存方法について
こんにちは。Cotteaです☕️
今回は、コーヒーの保存方法についてです。
皆さんはどのようにコーヒー豆を保存していますか?
最近ではジップがついた袋に入っている豆も多いですよね。
それとは別に、キャニスターに入れ替えて保存している方もいらっしゃると思います。
実は、豆を保管する期間で保存方法を変えた方が良いということをご存知ですか?
少しの手間でコーヒーの香りや味をを落とすことなく楽しむができます。
おうち時間が増え、家でコーヒーを飲まれる方が増えてきていると思います。
そういった家での保存方法にお困りの方々の疑問解決に役立てばいいなと思い執筆させていただきます。
1.最低限守って欲しいこと
まずは、豆を保管する際に必ず守っていただきたいことがあります。
どの保存方法だとしても最低限守っていただきたいことなので、この3つを意識して保存して下さい。
1.高温多湿を避けて直射日光が当たらない場所に置く
2.匂いのあるものの近くに置かない
3.豆の状態で保存する
この3つを守りましょう。
一つ目は、高温多湿、直射日光を避けるということです。
コーヒーの香りはコーヒー豆の中のオイル成分と密接な関係があります。
直射日光にさらされると、コーヒーを構成する分子に影響を及ぼし、酸化を促してしまいます。
そして、温度が10度上昇する毎に、7倍ほどコーヒー豆の酸化が進みます。
新鮮さを維持するためには高温多湿を避けて直射日光が当たらない場所に置くことを守って保存してください。
二つ目は、匂いがあるものの近くに置かないことです。
コーヒー(特にスペシャリティコーヒー)は、豆本来の香りや味を引き出した繊細なものです。
せっかくの香りや味が、近くにある香りに侵されてしまい消えてしまいます。
豆の繊細な味やニュアンスを感じ取って楽しむためにも、匂いが移らないように気をつけましょう。
三つ目は、粉の状態ではなく豆の状態での保存が好ましいです。
理由として、粉の状態にすると豆の状態と比べて段違いのスピードで酸化が進みます。
空気に触れる豆の表面積が増えるなどの要因が関係しています。
飲む前に豆を挽くことが一番美味しくいただけますので、ミルを購入することをご検討ください。
2.保存方法
ここからは保存方法についてです。
これから説明する保存方法は合わせて、2つあります。
常温で保存する方法と冷凍保存する方法です。
この二つの保存方法の使い分け方は、豆を保管する期間が二週間以内に消費するかか二週間以上かけて消費するかによって変えていきます。
◯二週間以内で飲みきる場合
常温で高温多湿を避けて保存しましょう。
この際の保存容器は、元々豆が入っていた袋や外気が入らない保存蓋などを使用しましょう。
焙煎から二週間ほどは適度に豆からガスが抜けていきます。
この作業をエイジングといい、常に変わる風味を楽しみながらコーヒーを味わうことができます。
この辺りが飲み頃になっていますので、二週間以内で飲みきっていただくことをお勧めします。
◯二週間以上保存する場合
ジップロックなどの完全密閉できる袋や容器に空気を抜いた状態で冷凍保存しましょう。
この方法は常温と比べると豆の熟成や酸化を止めることができるので、効果的に二週間以降の豆の酸化を防ぐことができます。
コーヒー豆を取り出す際は必要な分だけを手早く取り出しましょう。
理由は冷凍したコーヒーを解凍する過程で、一度凍った水分とオイルが溶けだします。
この解凍の過程で一部の水分とオイルは蒸発し、コーヒーの香りも一部消えてしまいます。
そのため、冷凍と解凍を繰り返せば繰り返すほどコーヒーの品質は急激に下がっていきますので、一度に飲める量だけを手早く取り出し一度解凍したものを再び冷凍しないようにしましょう。
そして、冷凍庫から取り出した後はすぐに使用しましょう。
なぜなら、時間をおきすぎると冷凍していた豆に結露できて霜が豆についてしまいます。
すると、コーヒー豆が水分を吸着してしまい、抽出に影響が出てしまいます。
結露などが起きる前に直ぐ挽いて使用することを心がけましょう。
3.最後に
このように、豆の保存する期間によって保存方法を決めることができます。
この保存方法はきっとお家でのコーヒーライフを充実させてくれるでしょう。
家で飲まれる機会が増えている方も多いと思いますので、ぜひ保存方法にもこだわってみて下さい。
Cotteaではこれからも皆さんのコーヒーライフが充実するような記事を上げていきます☕️
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