エリーの配信後期#28「株式会社ここにある 藤本遼さん」
「なにもリサーチしないし、知識もいれてないです。関わって、体験して、必要があれば入れていく」
なにかするのには、資格とか経験がなければならない。そんな呪縛を解いてもらったような回でした。
エネルギー、行動力、ノリ。そういった類のグイグイやっていく雰囲気を感じつつ、でもその根っこの部分は深く簡単には語れないようなものも眠っていそうで。「楽しそう×深さ」という、バランスがとりにくそうなものを、うまくまとめ上げていく。バランスと言うよりも、奥行き、なのかなぁ。深さが先にあって、それの表現としての楽しさ。
スタートに「仕事の中で興味関心が解消されきれなくて、マイプロジェクトを進めていった」という話も、ステキやった。お金が入るかどうか、ではなくて、単に興味関心から動き出す、そういうプロジェクトをたくさん仕掛けていこう。
とりあえず12月に尼崎いってきます!ノリで!
ゲスト紹介
第3シーズン最後のテーマは「地域で場を持ち、人を呼び寄せる活動をする人」。いつもどおり3週に分けて、ゲスト3名をお呼びしています。
今回のゲストは「株式会社ここにある」代表取締役で「場を編む人」の藤本遼(ふじもとりょう)さんです。
藤本さんは1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。
「すべての人が楽しみながら、わたしとしての人生をまっとうできる社会」を目指し、「余白のデザイン」と「あわい関係性の編集」をキーワードに活動されています。
具体的には、
イベントや地域プロジェクトの企画運営と立ち上げ支援。
会議やワークショップの企画・ファシリテーション。
共創的な場づくり・まちづくりに関するコンサルティングや研修など
を行われているそうです。
さまざまな主体・関係者とともに共創的に進めていくプロセスデザインが専門。
代表的なプロジェクトは「ミーツ・ザ・福祉」「カリー寺(でら)」「生き博」「尼崎 傾奇者(かぶきもの)集落」など。
グリーンズ出版から『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す』を2020年4月に出版されています。