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エリーの配信後記#13「飯山市ワインぶどう研究会 木原翼さん」

戸狩のみなさま、本当に申し訳ありませんでした。

というのも今回は、なんとも大失態を犯してしまいまして……飯山市の「戸狩(とがり)」のことを「戸隠(とがくし)」と言ってしまった……やってしまった……。
瀧内さんの明確な訂正と、木原さんの優しさでなんとか1時間を終えましたが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。あああ。
戸狩に行った際は、いっぱいお金落として、記事を一本書きます!!!コトトバ旅日記…かな。

木原さんは、とても真っ直ぐで誠実な方だということをヒシヒシと感じる方でした。見えるものをすべて資源としてみてるのかなって思うくらい、とても前向きでビジネスに向いている方にも感じた。「ここにはなにもないよ」という真っ白な箱の中にいれられたって、木原さんなら何かを見出すようなそんな人。視点の数がいっぱいあるのかな。

木原さんのおっしゃる6次産業、その先の10次産業の話もとても興味深い。もう世の中には物がいっぱい溢れていて。何かを作りだすことの意味がよくわからなくなっていて。でも作ることや売ることを超えて、その先にある全ての循環が回るもの。それが10次産業なのかなぁって。(ちゃんとそこのお話を聞いたわけじゃないから、私のイメージがほとんどです)

コトトバの中で、瀧内さんも問いかけてくれたけど「よくある話」でもある。なにもない土地、そこを新たに切り開く。でも、その「よくある話」はその土地土地で実際におこそうとすると、ひとつひとつ壮絶に違う背景とストーリーがそこにある。そして、そこに行って実際にそれを起こすことの難しさ。
ペロッと「よくある話」に聞こえてしまうのだけど、その実態は現場に行かないとなにも分からないはず。わかっても、またそれを伝聞しようとすると「よくある話」にまた戻ってくる。ジレンマ。

お料理と似てるのかもしれない。ハンバーグはたくさんあって、こだわっているポイントもいろいろあるけど、聞くだけだと「よくある感じ」。でも大好きなお店のハンバーグはやっぱり何かが違う。それを知るにはそのお店に行って、食べるしかない。

えっぺ。いってきます!

ゲスト紹介

第2シーズンの最初の3組「コロナ禍のいま、新しいチャレンジを続ける人たち」の3回目は、飯山市ワインぶどう研究会 会長、GOODMOUNTAIN合同会社 業務執行社員の「木原翼さん」です。

木原さんは1992年生まれ、長野県飯山市出身。
家業は飯山の戸狩温泉にある、手打ちそばを提供するお宿。蕎麦の栽培から手掛け、オヤマボクチ(ヤマゴボウ)という山菜をつなぎに使った「幻のぼくち蕎麦」を提供。木原さんも蕎麦打ち師の2代目でいらっしゃいます。

高校の頃から「地元を元気にしたい」と考え、経営やグローバルな視点を学ぶため、駒沢大学グローバル・メディア・スタディーズ学部に進学。
大学卒業と共に飯山に戻り、新しく果樹の栽培に可能性を感じ、ワインぶどう栽培に着手。
2014年には、飯山市のオリジナルワインを作ろうと活動する「飯山市ワインぶどう研究会」を発足(ほっそく)し、会長を勤めていらっしゃいます。

飯山市は積雪も多く、果樹栽培には適さないと言われている土地で、前例のないぶどうの栽培。それでも「やる人が少ないからこそ、挑戦しがいがある」とチャレンジを続けたことでワインも実をつけ初め、徐々に周囲の理解やサポートも得られるようになってきたそうです。

そして、今年6月には戸狩地域の仲間たちと、北陸新幹線 飯山駅 構内に「飯山駅ナカ酒場えっぺ」をオープン。
木原さんが実現したいと考える「10次産業化」という、他業種とのコラボレーションによって、初めてサービスを提供でき、ビジネスとして完遂する構想の第一歩としての側面もあるそうです。

木原さん、今日はよろしくお願いいたします!



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