エリーの配信後記#15「NPO法人青春基地 石黒和己さん」
「生成」「信じて待つ」
とても大切なコトバをいただけた回でした。
「信じて待つ」、希望と絶望の間のちょうどいいところ。
むやみに引き出さず、来るべきときがきたら自然と出てくると信じる。
どんと待つ。
「生成」については、まだちゃんと理解しきれていないような気がしていて、青春基地ラバーな大学生ともっと言葉を交わしてみたいなぁ。
石黒さんとお話をしていて「もうこういう感覚が新しいスタンダードになるんだな」という時代の移り変わりの分岐点を感じた。よくある、「そういう考え方、もう古いですよ」と言われるような、次の新しい感覚・考え方。(古いものが悪くて、新しいものが良いということではなく、新しい感覚を認知・理解しているかというニュアンス)
子ども・学生とかそういう変な区切りを超えて、すべての人に共通する大切なものを提供しているのが石黒さん初め、NPO法人青春基地なのだなぁと。大人といわれる人たちにも、青春基地が作り出す場を必要としている人はたくさんいるように思う。
あああと、「楽でいい」「楽になる」という言葉にもとても救われました。本当、なんだろうお話していると救われるような感覚になる。頑張りすぎている、疲れているひとは石黒さん回を聞くといいかもしれない!
後半、なんだか私の相談場所みたいになってしまって。
ハッピーの作用。とってもしっくり来た気がする、みんなが幸せで楽しかったらいいなーって思うし、そうあるために無意識にエネルギーを出している。コトトバの時間をいただいてしまって、ありがとうございました◎
ゲスト紹介
今お送りしている3組「教育のいまを探る」のお二人目、NPO法人青春基地 代表理事の「石黒和己(いしぐろ わこ)さん」です。
モデレーターの瀧内が「最近のいい感じな大学生からよく話題に上がるのが青春基地」ということで、今回コトトバに来ていただくことになりました。
石黒さんは、1994年愛知県生まれ。
2017年に慶應義塾大学 総合政策 学部を卒業、
2020年に東京大学 教育研究科 修士号を取得。
中高時代に「シュタイナー教育」という、教科書も試験もない自由な教育をうけたことを原点に、公教育の学校改革をつうじて、未来の学校づくりに取り組んでいらっしゃいます。
そんな石黒さんが2015年学部時代に創立したのが「青春基地」。
青春基地はHPを開くとまず「想定外の未来をつくる。10代という一瞬に溢れる可能性から」という言葉が飛び込んできます。
実際に公立高校で行われている「学校プロジェクト」に加え、中高生が企画づくりから取材・編集まで手がける「ウェブマガジン青春基地」などを、事業として行っていらっしゃいます。
まだHPやFBなどを拝見しただけですが、ひとりひとりの「やってみたい」という想いをとても大切にされているということを感じて、いわゆる一般的な公共教育の「これがカリキュラムだよ」「これが正解だよ」みたいなものと相反する、けれど、対立しがちなことをキレイにうまく実行に移している、そんな印象を受けています。
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