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先日ヒロイヨミ社さんの展示『fumbling』で購入した『ある日3』 その中に菅原克己の詩が引用されていた。『島』というタイトルの詩なのだけれど、自分の知っている(覚えている)詩と違っていた。気になり久しぶりに菅原克己全詩集を取り出し目次を見てみると、島というタイトルは一つしか見つからず、その頁の詩は自分が覚えていたものではなく『ある日3』で引用されているものだった。 何回見返しても一つしか見当たらない。もしかしたら自分が覚えていた詩のタイトルは島ではなく別のタイトルなの
昨年辺りから最寄りの駅にツバメが来なくなった。来なくなったと言うより、巣を作らせなくなったと言った方が正しいのかもしれない。 四月の終わりに法事で長野へ行くとき、乗り換えの駅につばめの巣があった。長野でも駅にはツバメの巣があった。最寄り駅にツバメが来ていた頃は、巣立ちの時期になると、どちらへ飛んでいっていいのかわからない若いツバメが、駅の中のお店に迷い込んでるところを何度か見かけた。お店の人もツバメも大変なんだろうけど、なんだか微笑ましい光景だった。 2023年5月24
「なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う」は、内田百閒「第一阿房列車 特別阿房列車」の有名な一節です。 わたしも内田百閒さんに倣って、「なんにも用事がないけれど、バスに乗って都内の何処かへ行って来ようと思う」 そう思いついて何処へどう行くか考えてみる。まずお金の心配はいらない。大阪のように遠くはないし、都バスにはお得な一日乗車券がある。それを使えば千円でおつりが来るので、画料の前借り ーしたことは無いけれど、出来るのだろうか?ー などしなくてもい