31歳ひとり暮らしの私が子宮筋腫の手術をする話　入院(手術当日～退院まで)

こんにちは。こんばんは。はじめまして、ことりです。

今日は日曜日、金曜に退院して二日目です。今回は手術当日から退院までのあれこれを記録しておきたいと思います。

当日の朝、ラミセルの処置をしたことは書いたと思います。

最初は違和感で気持ち悪かったのですが、すぐに気にならなくなり、手術の頃には何も感じなくなっていました。

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１３時入室の予定で、時間が押して１３時半の入室でした。

歩いて手術室に入り横になるのですが、思いのほか明るく天井も高くて圧迫感はないし、ベッドも暖かくされていて、看護師さんも優しかったので緊張もしませんでした。

点滴から麻酔の薬が入るのでチクチクしますよ、と点滴部分をさすられ、そのあと何度か名前を呼ばれて返事をしたことは覚えています。

気が付いたらベッドで部屋に戻る廊下で母親から話しかけられているところでした。いつ気管挿管の管を抜かれたのかも覚えていません。

想定より手術時間が長くかかり、出てきたのは１７時半頃だったようです。

麻酔を入れるのと覚ますのにそれぞれ３０分～1時間かかるので、手術自体は二時間程度だったのではないでしょうか。

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子宮鏡下子宮筋腫摘出術は、子宮に液体を流して膨らませながらカメラを入れ、切らずにレーザーで筋腫を削る手術です。

どんな手術もリスクはあり、この手術は子宮穿孔や水中毒が主でした。

カメラやレーザーによる子宮穿孔や内臓の損傷のリスク、

また、手術中に子宮に流す液体が過剰に体に吸収されることにより、体の電解質のバランスが崩れて水中毒という症状がでる恐れがあります。

この水中毒は２時間以上の手術で起こりやすいので、手術が長引いて筋腫を取り切れなくても、2時間で必ず中止するという説明がされていました。

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病室に戻ってすぐ主治医から説明がありました。

筋腫のひとつはキレイに取りきれたが、もう一つの筋腫は取り切れず少し残っているが水中毒のリスクを考えて手術を途中で中止したこと。

子宮が薄くなっている箇所があり、穿孔の恐れがないか明日の夕方まで様子をみて、出血や腹痛があれば開腹して子宮を縫う手術となり、退院が一週間伸びること。

結局は翌日夕方の内診で穿孔の恐れはなしとなり、１６時半ころ退院しました。

退院する頃には歩いてもほとんど痛みはなくなっていました。痛み止めの追加もなし。

ただ、とりきれなかった部分が癒着しやすいので、2週間後に受診することにはなりました。

帰りは母にアパートまで送ってもらいました。

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辛かったことも正直に書いておきます。

一つ目、空腹！

もともと胃酸過多のため、空腹時に吐き気や胃痛があります。それを丸一日我慢するのがしんどかった。

本当は夜からご飯を食べられる日程だったのですが、手術が長引いたために手術日は丸一日、さらに翌日の昼まで絶食だったのです。

二つ目、寒気！

全身麻酔が覚めると、びっくりするほどの寒気が襲ってきました。父も手術の後に寒気を訴えていたので知識として知ってはいましたが、本当に寒かった。

手術による熱も出ていたので、その寒気もあったのだと思います。手も足も言うことをきかず、がたがた全身が震えっぱなしでした。

毛布を二枚かけてあんか（電気ヒーター）を二つ入れてくれたのですが、しばらくガタガタはおさまりませんでしたね。

その後汗をかいて暑いのにゾクゾクする感じがでて、ああ熱の寒気だとわかりました。

三つ目、トイレ行きたいのに出ない！

子宮と膀胱が近いためか、動けるようになってからも３時間ほどうまく排尿ができませんでした。看護師さん曰く、体が無意識に痛みをかばって、力が入らなかったのかもしれないといわれました。

数時間、トイレのことしか考えられないくらいでした。頭がおかしくなるかと思った。あれはつらかった。

夜中にはほぼ普通通り排尿できるようになり、すごく楽になって眠ることができました。

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退院時の主治医からの説明

主治医からは、腹痛や熱、出血があればすぐに受診するように言われましたが、運動制限などは特にありません。入浴は感染を避けるためしばらくはシャワーのみです。

ただ、あまり動かないのも子宮の動きが悪くなるのでよくないのと、体調の変化が分かりにくいので家事など普通の生活をしっかりするように言われました。

普段休日は本を読んだりDVDを見たりしてほぼ一日中ゴロゴロしているのですが、それはよくないようで……

普通の家事や買い物ができないようなだるさ等がでた時も受診してほしいといわれました。

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というわけで、この二日間、布団やシーツをコインランドリーで洗ってきたり、掃除をしたり、

テイクアウトをしたり夏野菜で自炊をしたり、大変健康的な生活を送っています。

歩いたり車を運転したりしている途中に

だるさや気持ち悪さを感じることがたまーにありますが、

たぶん入院中の二泊三日寝転んでいたので、血圧のコントロールがうまくいっていないだけでしょう。

仕事再開がちょっと不安ではありますが、このまま何事もなければいいなと思います。

次回は、再度転院のあれこれに戻って記憶を書き起こそうと思います。

あ、入院手術費用は一週間後に振り込み用紙が郵送で届くそうです。

退院の時に医療保険の請求に必要な診断書の申し込みも済ませました。

金銭的なこともそのうち書こうと思います。

本日も最後までお付き合いありがとうございました。

この後もごゆるりとお過ごしください。