![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133536354/rectangle_large_type_2_8992b9825be8a8c195b301d224726c0d.png?width=1200)
僕の役目。【あの時の友へ。】
小学校の隣の公園でしたキャッチボールとか
カードゲームとか。
約束しなくても遊んだり会えるのが当たり前
だったあの日々はもうとっくにいない。
今では考えられなかった友達の家の空き地に
作った自作秘密基地。
真夏にみんなで作った日々忘れることなく
僕は死んでゆく。
あの時出会えた理由は無くて
あの時離れた理由はあって、でもまた会えて。
結局君以外誰もあんな馬鹿なこと一緒に
やってくれる人には出会えなくて。
あの時に戻りたいなって思うことって沢山あるし
でも、絶対に戻ることは出来ないし。
何気ない生活音でも懐かしく聞こえて、
僕らの時間は過ぎ去っていくのみ。
そして思い出を残すこと無く死んでゆく。
僕はその思い出を残したいから、言葉を書くし
音にする。そうしたらみんなの耳に残って、
みんなも昔の思い出を探し始めるから。
僕はみんなの手助けをする。後悔しない日々を
過ごして死んでもらうために。
ただそれが僕の役目だから。