3人育児 いつ楽になる? 幼稚園に通った我が家の場合
2人以上の小さい子を1人でお世話するのは、息つく暇もなく本当に大変です。育児を楽しもうなんて幻想にすぎません。
唯一の休憩、お昼寝タイムも2人いると寝かしつけるのも時間がかかり、お昼寝タイムがズレると休憩時間を奪われます…泣
兄弟で、仲良く遊び続けてくれるわけでもなく、すぐにケンカが始まりますよね。
特に3歳以下の子には話も通じないし、イヤイヤ期があったり、トイレトレーニングもしなきゃで疲労困憊。
相当な激務でない限り、小さい子2人以上みるなら働いている時間の方が楽だと思います。
では、この混沌、いつまで続くのでしょう?
一般的に言われていることに私の経験をまじえてお伝えしたいと思います。
▶︎ 乳児でも成長する度に少し楽になる
✳︎新生児の時
この1ヶ月が一番辛かったです。
特に長子の時は親も何にも分かりません。
こんなにか弱い赤ちゃんの命を任されて、一人で。。怖くて不安でたまらないですよね。
ホルモンの関係もあるのか、ひっきりなしの授乳で夜もろくに眠れずメンタルも不安定になります。
✳︎体重が増えてくる→
徐々に赤ちゃんに弱々しさがなくなり、プニプニの安心感が出てきます。
✳︎卒乳する→
ママから離れても栄養を取ることができます。
預けることができるようになる第一歩。
私の場合、たびたび乳腺炎になり、高熱を出し、胸が漬物石のように固まって激痛に苦しみました。その恐怖から解放されたのは大きかったです。
また、夜中の授乳がなくなると夜眠れるようになります!
逆に、離乳食作りは大変になりますかね…
✳︎お座りができるようになる→
お風呂に入れるのが楽になります。
バスチェアに座っていられるので、ママ自身や上の子を洗う時間を取ることができ、ねんねの時よりは少しだけ楽になります。
▶︎ 3歳過ぎるとできることが増えて楽になる
親が近くにいなくても、子供だけで遊んでくれることが増えます。
子供目線で遊ぶのって疲れませんか?私はかなり苦手だったので、兄弟が一緒に遊んでくれて助かりました。
上の子がしっかりしていたら、赤ちゃんの面倒を見てくれるとほっこりするし助かりますよね。
言葉が分かるようになると、言うことを聞いてくれることも増えてきて、楽になります。
「お母さん、ちょっと具合悪いから少し横になってもいい?」など言葉が分かるようになり、家の中なら子供だけで遊べるようになると体調が悪い時は休めるようになります。
あと、留守番ができるようになるといちいち連れて行く必要がなくなり、外出が身軽になります。
ちょっとした買い物や兄弟の習い事や通院の送迎などですね。
何歳から留守番させるかは家庭によりそれぞれですが、ワンオペの私は園児の頃から短時間なら、やむを得ず留守番してもらいました。そうでないと回りませんでした。
小学校に上がる頃にはお留守させるお家が多いのではないでしょうか。
▶︎ 上の子が幼稚園に通い始めたらグッと楽になる
早生まれの長男は3歳になってすぐ、園に通い始めました。
昼間は次男のお世話をすればよいだけなので、ペースが乱されずかなり楽になりました。
園バスがマンション前に着けてくれたことも助かりポイントでした。
しかも、うちの幼稚園は水曜日以外は給食。
少し遠かったので、バスの時間は遅めで
朝は9時半、帰りは3時半。本当にありがたい!泣
兄弟の多いご家庭が多かったのも頷けます。
幼稚園は頼もしい子育ての味方でした。
また、三男が生まれたのは長男が年長、次男が入園した直後なので、昼間は落ち着いて乳児のペースで過ごすことができました。
▶︎ 長期休みは大変さが復活
夏休み、冬休み、春休みは子供たちが全員家にいるので、お母さんは休む暇がなくなります。
実家を頼ったりパパにバトンタッチして見てもらいましょう。
毎年、お盆過ぎには体調を崩しました。
帰省すると実家の母も私達家族が去った後、寝込んでいたようです。
義理の母には、
「孫は来て嬉し、帰って嬉しやな〜」
といつも言われます。
親しき中にも礼儀あり、長居は禁物ですね!
また、子供が産まれると来客が増えます。
我が家は、お宮参り、お食い初め、初節句などの行事の度に義理の親族が泊まりにくるので、もてなすことになりました。
実は私としては、これがかなり辛かったです。
赤ちゃんを可愛がってくれる気持ちもお祝いの気持ちも有り難くはあります。
もちろん抱っこしたり、遊んだり、お世話はしてくれますが、それよりも子育てに上乗せされる準備が大変ですし、気も遣うしで、とにかく地獄でした。
▶︎ 一人になれる時間は必要!
どんなに愛する存在でも常に一緒は耐えられません。ママがリフレッシュして笑顔でいられることは家族のためです。
親も、ロボットではなく心ある人間なので自分の時間が必要です。
一時保育などを利用して、自分の時間を持つのがオススメです。難しければご家族にバトンタッチしましょう!子供にとっても、入園前の慣らし保育や親子分離の良い機会だと思います。
うちは両方の実家が遠方で難しかったのですが、パパはよく子供たちを連れてお出かけに行ってくれたため、家での一人時間は持つことができました。
「今日は一人で過ごしておいで。」
子育て中、これに勝る優しさはありません。
このように度々送り出してくれるパパさんなら、老いても愛されることでしょう。
反対に、一番大変な時にかけられた心無い一言、助けてくれなかったことは一生忘れません… ←怖いよ
近所のカフェで、一人でゆったりコーヒーが飲めるだけでも至福の時。
お迎えの時は子供たちが一層愛おしく感じます。
▶︎ 全員が園や学校に行くようになれば自由そのもの
ここまでくれば、もう一段落です。
申し訳なくなるくらい自分の時間を持てます。
今までの分を取り返すように、自由を満喫しましょう!
ただ、兄弟が3人いるとそこまでが長いんです。
私の場合は10年かかりました。
やはり、10年ともなると、
「可愛い時期はあっという間だよ」というのも、他人事にとらえている気がしますよね。
まとめ
完璧な育児を目指そうと思うと誰だって辛くなります。
それより自分が笑顔でいられることが巡り巡って家族のためです。
気負わず、ほどほどに手抜きをしても毎日が回ればオッケー!
罪悪感を抱かずに、誰かに預けてリフレッシュしましょう。
園選びも重要で、「親の負担が多くないか」も重視してもいいと思います。
くれぐれも無理せず、笑顔のお母さんでいてくださいね。
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