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【保育園看護師とは】看護師×ナニモノ


どうも!
看護師のことです。





保育園看護師って?


まず、保育園看護師になる前までのわたし。

保育園で働くなんて選択肢ありませんでした。
あまり良い話、聞いたこともなかったですしね。

子どもがうまれ、働き方を考えた結果
(給料は置いといて。)

子どもファーストな職場で、
平日勤務で、
日勤勤務で、
って考えたときにオススメされまして…

晴れて、保育園看護師になることになりました。


そして勤務した保育園施設では
看護師初導入!わたしが初!
=マニュアルとか何もなし!
どんな仕事するのか誰も分からない!

えー。わたし何したらいいのよー。
誰か教えてくださいよー。
保育施設の看護師って何してんのー。


まあ、1年間は、心の声こんな感じでしたね!笑


とりあえず「保育園看護師」で調べますけど
何を見ても、明確に分からず。



ひとまず保育に入りながら、

  • 保育施設のこと

  • 保育士の仕事のこと

  • 当たり前化になっている間違い

  • マニュアルがない

  • ルール、基準があやふや
    ざっくり、ここらへんを意識してなんとなく頑張って、働いていました。


そして2年目からは
するべきこと!したいこと!
明確に分かってきました。

  • 最初に感じた疑問は忘れない

  • 最初は保育士と同じ目線に立ってみる

これ、大事だなって思います。とても。


保育施設で出来る衛生管理って正直、限界があります。
病院じゃないですからね。

ただですね、疑問を当たり前にしてはダメですね。
そこは看護師という専門職の出番です。

消毒方法はどうか、感染症等の登園基準は?
オムツ交換時の対応は?嘔吐処理方法は?

まあ、色んなものがわんさか出てきますよね。

わたしも色々調べました。
でも結論、看護師としての経験で動くべきですね。
その園によってそれぞれ異なりますし。


そして、何より根拠を持ってするべきです。
すべては園長ですから、何変えるにも分かりやすく根拠を持った説明をして理解を得て変える。


ただ、何度も言いますが、
本当に保育施設で出来ることは限界があります。


園児全員をコントロールするのは不可能ですからね!

職員にも理解できる人できない人差があります!
当たり前ですよね。医療者じゃないですから。


例えば、嘔吐時。
医療現場ならできることが保育園施設だと不可能なこと考えてみてください。

0歳や1歳の場合、嘔吐者の近くに他の園児がいても、すぐに別室避難って難しいです。
まだ歩けない子は?
おもちゃで遊んでいる最中なら?
お昼寝中なら?
給食中なら?


基本的に、嘔吐したところから2メートルを消毒することが薦められています。
これは1メートルの位置から嘔吐をしたと仮定すると、2メートルの範囲まで飛沫しているからです。

分かります。2メートル消毒しなきゃですよね。
でも、現実的に難しいんですよね。
いろんな状況がありますからね。

わたしの園では、2メートルの範囲を消毒することを基本としています。
が、しかし!限界があることも視野に入れて指導しています。

これって保育をして保育士の目線で把握して、理解していないと絶対に分からないことなんです。

だから、保育に入るって大事です。

そして限界があることを理解する。
これも大事です。


『根拠のある、衛生管理を最大限にする』

最大限がポイントです。

そもそも、なんでするの?
を考えると、感染予防のためですよね。

感染症を予防するべき行動を最大限する。

そして看護師じゃないんですから、暗記無理です。
保育士でも栄養士でも事務員でも
誰が見ても誰でも出来るマニュアル作り。
これとても大事です。

保育園看護師として働くと
色んなことが勉強になります。
子どもかわいいな〜だけじゃありませんね。

  • 何を伝えたいか

  • 相手の立場になって考える
    (保育士だったら?保護者だったら?)

  • どうしたら伝わるか


大事なことがたくさん見えます。


壁をなくして、話しやすい環境づくりも大事ですよね。
職種が違う、立場が違うからこそ言いやすいことが増えます。

探せばいくらでも仕事があります。


当初、わたしが何をしたらいいのー!
と悩んでいたのってなんだったのでしょう。


何をしたらいいか分からない保育園看護師に伝えます。
まずは保育に入ってみてください。
たくさんの気づき出てきますよ。

詳しい仕事内容などについては、またお話ししますね!





読んでくれて、ありがとうございます。

ほんの少しでも、届けたい人たちに届きますように。


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