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小学校入学前に練習しておきたかったこと/言葉を書く練習について

幼児教育について特別知識があるわけではないので、あくまで経験から。

長男は4月から小学2年生。
去年の今頃は小学校への入学を控え、親子で毎日なんとなくソワソワしていた。
あれから1年経って振り返ってみると、「入学前から練習しておけばよかった」と後悔していることが1つだけある。

ずばり、『耳で聞いた言葉を書くこと』。

入学前の時点では、長男はひらがなの読み書きができる程度のレベルだった。
しかし、彼はどちらかというと焦りっぽい性格。
落ち着けばそれなりに書けるが、焦れば焦るほど文字はどんどんワイルドさを増す。焦っているときのその字といったら、ライブ直前にロックミュージシャンが書いたサインのようだ。

小学校に入学するとどうしても急に大きくなったように感じるが、息子は息子、その中身は地続き。
元来の焦りっぽい性格が落ち着くわけはなく、ゴールデンウィーク明けには彼の字はロックの領域を超え、象形文字が踊り始めた。

何より困るのは連絡帳だった。帰りの会はそわそわがピークに達するらしく、帰宅後に連絡帳を開くと謎解きゲームが始まる。
明日の授業で何が必要なのか、書いてある内容を見てもまったく分からない。どうやら焦り癖に加え、聞き取った言葉を書く際に手が追いついていないようだ。

もちろんわたしは、学校で彼の横について「焦るな・・・落ち着け・・・」と声をかけることができない。
基礎ができているからあとは“慣れ”だろうということで、耳で聞いた言葉を書く練習を始めた。ノートに書くのでは効率が悪いので、練習には筆跡が細かく出る磁気ボードを用い、生活の合間でサッとできるように食卓に置いた。

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書き取り(聞こえた言葉をボードに書く)

見直し(書いた文字を自分で読み上げる)
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<書き直しの条件>
・書いた文字が自分で読めなかったら
・書いた文字の大きさが極端にバラバラになったら
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夏前に練習し始め、冬には連絡帳にもだいぶ落ち着いた字が見れるようになった。
授業内容を見ると小学校1年生でも作文やちょっとした文章を書く機会が多くあり、思ったよりも『単語や文章を書く力』が必要だったと感じる。

もうすぐ2年生になる長男に、彼の初期のアート作品(連絡帳)を見せると「これはすごいねぇ!!!」と大笑いしていた。
記念に、残しておきたいと思う。

#エッセイ #子育て #育児 #教育 #独り言 #小学校

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