頭を動かすことと体を動かすこと
自分もIT系の仕事を長年続けてきて、どちらかというと頭脳労働者なのかもしれない。
ただ、一般的に知能が発達してくると、生きるのが苦しくなるような気がするが、なぜだろう。
一つ思い当たるのは、すべてが当たり前ではないということに気づいてしまうことなのではないだろうか?
つまり、生きることや行動に何らかの意味を持たせようとして、その意味とのギャップに目を向けてしまい、自己矛盾や未達成への不満、未来への不安につながってしまっている。
猫や犬など人間以外の動物では、けがをしたり病気になっても、辛そうにするけど悲しそうには見えなく、必死に生きようとする。
けがや病気も当たり前のこととして、そのことに悲観するのではなく、受け入れて、そのうえでできることに最善を尽くす。
実際、猫や犬はそこまで深く考えていないのだろうけど、もっと今を凝視して、余計なことは排除するのも苦しさを軽減する一つの方策かもしれない。
今を凝視する方法として、頭以外を動かすことは効果的だ。
物を作ったり、運動したり、スポーツをすることで、思考を筋肉へ向けられる。
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