今を大事に「イビピーオ」って?
アマゾンの奥地に暮らす少数民族ピダハンは、今起こっている目の前の実体験がすべてとして、抽象的な概念を意識しない。
それを象徴する言葉が「イビピーオ」
数も、色も、時世も人間が決めた概念によって言葉にされている。
でも、ピダハンにはその概念がない。
現実には存在する数も、色も、時世も言葉として表現することはない。
「イビピーオ」は目の前の現実という意味で使われているらしい。
関西人の「知らんけど」は一種の反「イビピーオ」
他人からの受け売りで、実体験ではない
言葉は便利な道具だが
便利さと、その裏にある複雑さは比例する
そして、複雑になればなるほど、リスクは高くなる
そして、便利になって効率的になればなるほど、悪いことも効率的に拡大する
便利と不便、どちらが幸福かは割り切れないが
そのバランスを調整しながら生きてゆくのが、現実的「イビピーオ」なのだろう!
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