推しが犯罪者になりました。
先日、推しが犯罪者になりました。
と言っても、まだ取り調べ中と言うことが出ただけで確定したわけではありませんし、また彼は正確には私の最推しではありません。
しかし、被疑者であるということが公式から発表され、グループの脱退がきまりました。
推しメンでなければいいのでは、という意見もあるとは思うんですが、
やっぱりかなりショックです。
箱推しだったし。
ランダムで引いたトレカとかちゃんととってあったし。
友達の中には、彼が最推しの子もいました。
ものすごく荒れたストーリーを投稿して、グッズ全部捨てて、彼女はオタクをやめました。
だから、私もしんどいよなんて言えなかったです。
だって私の推しはまだグループにいて、まあ正直なことを言うとソロデビューをしていて。
でもショックで、辛かったのは本当なのです。
何がショックだったか。
そんな人だと思ってなかったとか、
グループが今後犯罪者を出したグループだと言われるのが嫌だとか、
堂々とファンダムの名前を名乗れなくなったんじゃないかとか、
もう全員で活動している姿を見られなくなってしまったこととか。
色々あります。色々ありますが、やっぱり一番は、「私たちは何を見ていたのだろうか」ということです。
アイドルオタクをしている人たちを見て、所詮アイドルも人間なんだから、という人は沢山います。
それはそうですよね。
多くのオタクもある程度は理解していると思います。
でも一方で、日常的なコンテンツ、Vlogのようなもので見せてくれる、これが素に近いのではないか、と思われるような姿に一定の信頼性を見ているのも確かなのです。
リアコ同担拒否オタクみたいに呼ばれる人たちもいます。
私も一回だけ、かの有名アイドルにリアコ同担拒否していたことがあるので、批判はできませんしするつもりもありませんが、オタクも一定の歴、といいますか、一定の貫禄を身につけるようになると、そうそうリアコなんてしないものです。
純粋にアイドルとしてステージで輝いている姿が好きで、尊敬の気持ちで応援している人も沢山います。
でもやはり、ある程度夢は見てしまう。
それはもちろん、アイドルの売り出し方にそういう側面があるということが大きく関係しています。
アイドルは夢を見せるものですから。
だから絶望を抱いてしまうわけです。
可愛いと思っていて抱きしめていた着ぐるみの中から、髭の生えたおじさんが鼻息荒く登場してきてしまうようなものです。
なんの話でしたっけ。
まあとにかく、その、アイドルが犯罪したらそれはショックだよねっていうそういう話です。
今回は特に性犯罪ですからね。
誰だってショックを受けるでしょう。当たり前に。
到底許されることではないのですから。
しかし。
一方で、私はオタクですから、今までの全部を否定するのもまた、いいことではないとおもうんですよ。
犯罪者だったら全部その前の行動も消し去ってバッシングされるべきなんですかね。
これは日本の芸能界とかにも言えることだと思うのですが、犯罪を犯した俳優が出演している舞台や映画やドラマは全て存在を消されるべきなのでしょうか。
そんなことないと思うけどなあ。
これについてはまた次に書こうかな。