🔰共働きの貯金術。どんぶり勘定でも貯金できまっせ～考え方編～

前回までのお話

今回は「考え方編」です。まず、貯金をするにあたってお金についての考え方を整理するといいと思います。

「節約、預金、資産運用」の３つを上手に活用して貯金しよう

そもそも貯金ってどうやってするのでしょうか。テレビを見てると節約術の特集を組んでいる番組がよく放送されるので、節約＝貯金となっている人も多いかもしれません。でも、貯金とは「節約、預金、資産運用」の３つをバランスよく行うことだと私は考えています。

①節約
生活費、光熱費の出費を今より抑えること
例）格安スマホに乗りかえ、クーポン利用など
②預金
お金を銀行などに預けておくこと、いざとなったらすぐに使えるお金
例）普通預金、タンス貯金、現金
③資産運用
一定のお金を運用してお金を増やしていくこと、すぐに引き落とすことができないお金
例）保険、株、信託など

収入を「支出、長期貯金、短期貯金」の３つに分ける

「節約、預金、資産運用」をするにあたって、まずはおうちの収入を同じように３つに分けるといいでしょう。おうちのお金は「支出、短期貯金、長期貯金」の３つに分けます。

①支出
生活費など毎月かかる出費
②短期貯金
5年以内に使う可能性のあるものやちょっとした時の出費に使うためのお金
例）車検費用、パソコン購入費など
③長期貯金
5年以上は使う予定のないお金
例）老後の資金、10年後の子どもの教育費用など

★支出が減らしたい場合は「節約」をする。
★短期貯金をしたい場合は「預金」をする。
★長期貯金をしたい場合は「資産運用」をする。
支出→節約、短期貯金→預金、長期貯金→資産運用と考えると頭が整理しやすいかと思います。

次回は事例を交えつつより詳しく説明していきます。