「香港のデザイン誌 BranD Magazine に掲載されました」
コスモテックの青木です。
今回、香港から刊行されている、世界中のブランドデザインとブランディングコンテンツを探求するデザイン雑誌 『 BranD Magazine 』 にコスモテックがお声がけいただき、掲載されております。
テーマは毎号ごとに異なり、コスモテックは今回 「 デジタル時代の印刷の力 」 を特集する号で、大変光栄なことに 『 BranD Magazine 』 よりお声掛けいただきました。
ご紹介していただいた記事は、コスモテックの現場リーダー 前田瑠璃が大きく関わったお仕事2件が掲載されております。さらに、アートディレクター / デザイナーの小玉文さん( BULLET Inc. )とコスモテックの対談 『 LET’S ROCK WITH STAMPING! 』 が どどん!と全8ページにわたり掲載されており、盛りだくさんの読み応えある内容となっています。
◎ 新しい加工法の開発 『 テープスタンピング 』
『 BranD Magazine 』 P092~P093 に掲載
前田瑠璃(コスモテック)が生み出した新しい加工方法 『 テープスタンピング 』。この加工をはじめて採用していただいた実例として 「 デザインのひきだし41 」 が掲載されております。
『 テープスタンピング 』 は前田の、加工現場で働く者ならではの視点から編み出された加工方法で、箔材のロールの代わりにマスキングテープなどの粘着ロールテープを普段づかいしている箔押し機にセットしてスタンピング加工する新たな加工方法です。
◎ 1000パターンの箔押し表紙
『 BranD Magazine 』 P089~P091 に掲載
前田瑠璃(コスモテック)が加工を貫徹させた、今や伝説と謳われる1000パターンの箔押し表紙 「 デザインのひきだし46 」 も掲載されております。
1パターンにつき約14冊、1000パターンで約14000冊製作。
28000回もの手加工による箔押しで仕上げた 「 デザインのひきだし46 」 の表紙は2色の箔の組み合わせ表現で織り成しております。 海外からも熱い視線をいただき、この度掲載いただいたことを嬉しく思います。
◎ 小玉文さん( BULLET Inc. )との対談
「 ナスカの電子回路 」 箔押しマスキングテープをはじめ、長きにわたりコスモテックが普段から大変お世話になっているアートディレクター / デザイナーの小玉文さんとコスモテックが、『 BranD Magazine 』 内で対談する機会をいただきました。
『 BranD Magazine 』 P096~P103 に掲載
約10年ほど前から現在に至るまで、小玉さんの奇想天外なアイデア・発想を 「 どうやって形づくるか? 」 「 どんなアプローチで箔押ししようか 」 と、日々の仕事や印刷加工実験などでご一緒させていただきました。 コスモテックに小玉さんがもたらしてくださったものは技術力の向上だけでなく、物事への臨機応変なアプローチの仕方や柔軟な発想力など、計り知れないのです。
今回、「 デジタル時代の印刷の力 」 を特集する号での対談を実現して下さった 『 BranD Magazine 』 編集部の方にも感謝しております。小玉さんとコスモテックの対談、海外はもちろんですが、日本の皆さまにもぜひご覧いただきたい記事となっています。
◎ 「 かたちづくる 」 こと
コスモテックが海外のデザイン雑誌に、ここまでガッツリ掲載いただくのは今回がはじめてかもしれません。 海外からも僕らコスモテックの活動を評価していただけたことは本当に嬉しい出来事でした。
箔押しの匠 佐藤勇からコスモテックの現場リーダー前田瑠璃の代にバトンが託され、前田の挑戦がはじまりました。
ここ数年間の前田の挑戦の中でも特に印象深いお仕事2件を今回掲載していただいたことは大変喜ばしいことです。仕事で頼ってくださるお客様からの、そして僕らコスモテックの製品を気に入ってくださる皆さまからの応援は大きな力となり、今日のコスモテックに息づいております。
また、出会いから約10年の時を経て海外の雑誌上でアートディレクター / デザイナー小玉文さんとの対談が実現したことも、今後への大きな励みとなりました。
コスモテックの PV のアートディレクションも小玉文さんによるもの
毎日の積み重ねや一つ一つの仕事に対しての取り組み方、心や気持ちの在り方など…… 長い時間をかけてお客様や協力会社、仲間たちと一緒になって築いてきたことが全て、僕や前田、コスモテックの肥やしとなり、今を生きる原動力になっていると感じます。
僕がコスモテックに入社した約20年前、コスモテックに下町の町工場の雰囲気が漂っていた頃は、こうして海外のデザイン雑誌にコスモテックが取り上げられる、お声がかかるということは想像すら出来ませんでした。
20年前とは周囲の情勢・状況も大きく変化しておりますが、コスモテックの「 熱意 」 と 「 挑戦 」 する気持ちはずっと今も変わりません。今後も毎日の仕事、一人一人のお客様とのやり取りを大切にし、次に繋げる一手を導き出せればと思っております。
「 デジタル時代の印刷の力 」 とは、ただただキレイに印刷加工することではなく、特殊な印刷加工をするだけの技術力でもないのではないでしょうか。 印刷加工という仕事をとおして、お客様や作り手に寄り添い、印刷物を手に取る誰かにどのように届けるか?
相手の気持ちや思いを汲み取って一緒に 『 かたちづくる 』 サービスの力でもあるのではないだろうか、と僕は想像しています。
◎ そのほかには!
アートディレクター / デザイナーの小玉文さん( BULLET Inc. )との対談以外にもコスモテックが加工で関わらせていただいた小玉さんのデザインによる下記の製品・作品も 『 BranD Magazine 』 内に掲載されております。
こちらも本誌をお求めいただいた際はぜひご覧くださいませ。
『 BranD Magazine 』 P123 に掲載
『 BranD Magazine 』 P124 に掲載
『 BranD Magazine 』 P125 に掲載
『 BranD Magazine 』 P134 に掲載
【 連絡先 】
ようこそ!行列のできる『箔押し印刷工房』へ
➡ http://blog.livedoor.jp/cosmotech_no1/
有限会社コスモテック 青木政憲
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