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やさしい言葉

今年の法要で住職の方が紹介してくれた
法話での言葉です。

  またひとつ
   しくじった

  しくじるたびに
   目があいて

  世の中 すこし
   ひろくなる

榎本栄一という仏教詩人の言葉です。
意味するところを述べるより
自分で味わってほしいと思います。

私は、この詩がなぜか心に残っています。
難しい言葉ではなく、やさしい言葉だからこそ
余計にすっと入ってきます。

私たちが心に沁みる言葉というのは
こうした言葉なのでしょう。
私は時折、繰り返し、この言葉を読みます。


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