あの日から
素晴らしい愛の日々を思うとき
あなたはなぜにいない
ふたりで見た夏の終わりの夕焼けも
高い空の下で秋の風を感じたことも
もう思い出になると言わないで
かけがえのない日々を思うとき
あなたはどこにいるの
ふたりで見た映画の後に黙ったことも
静かなさざ波の海を見ていたことも
もう思い出にしてしまわないで
こどものように笑って
こどものように泣いて
こどものように夢見ていた
だれにでも訪れる季節のように
ふたりは四季の中で お互いを感じてた
素晴らしい愛の日々は不思議なくらい
ずっと消えないで胸の内で生きている
いつかこの空の下で
ふたりが再び出会うことがあっても
あのときのふたりじゃない
ふたりは別の時間を歩いている
交わることはあっても
同じ時間を歩むことはないだろう
それがふたりの幸せな時間なら
かけがえのない日々 愛しき日々
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