夢だった教員をやめたわけ⑨最終回
私は職員室で言いました
"こんなことまでやる時間がありません"
"必要ないと思います"
"やらされるのは嫌です"
職員室のドアを叩きつけるようにして閉めた時私は決意しました
他の人の考えや学校のシステムを自分が変えることができるわけもない
私はその3月に退職しました
やめたいと思ったことはそれまで何回もありましたが最後は前向きな決断でした
このままでは私も息子たちも幸せにはなれない
自分の幸せは自分でつくる!
………………
家を建てた借金も
奨学金の返済も残っていました
教員夫1人の給料ではとても生活が大変だと
薄々は予想できましたが
まぁなんとかなるだろうと思いました
翌年からは
午前中だけ非常勤講師として働きながら
家でできる学習塾を開きました
あれから16年
学習塾は息子たちの成長に合わせて形をかえながら今に至ります
2人の息子たちは大学生です
………………
夫と二人暮らしに戻った今は
昼間は自由時間
夕方から学習塾の仕事という生活
はぁ~
今日もいい天気
真っ青な秋空を見上げて
きょうもいいひ って思いながら
庭に出てドライフラワーにするお花を摘みましたよ
しなやかな赤い枝
ドライにするとくるっとまるまる可愛い葉
…………
ここまで
読んでくださりありがとうございました
note連続投稿20日達成!
何か新しいことをしてみたいけれど、息子2人が大学生で金銭的な余裕はないので、地味に今できることを1つずつ挑戦しています
自分の経験が役にたったらいいな
自分のスキルが生かせることはないかな
きょうもいいひ
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