福子さんのお家に行ってきました!
6月に帰省した際、思い切って福子さんのお家に行ってきました!
福子さんは、以前ブログでもご紹介した、元雑貨屋さんで神様や天使さんのメッセージをお伝えしたり、そうしたエネルギーを絵に表現されたりする、毎日がハッピー祭りの福子さんです!
(グランハート『16~20明かりを灯す人々』『32~34福子さんの展覧会』『50~51福子さんからのメッセージ』など)
福子さんは以前から、「将来、山のアトリエで絵を描きたい」「サザエさんのようなお家に住みたい」とおっしゃっていました。
そして去年の12月に「ついに理想の家が見つかった!」というご連絡をいただいてから、あれよあれよという間に万端整えられて、めでたくお引越しされました。その経緯を聞けば聞くほど本当に不思議で、さすがは福子さん!というものでした。
以前からお家を探していらして、黄色いお家が目に入り、不動産屋さんにお電話したそうです。でも不動産屋さんの方から「この家はリフォーム代がとてもかかるから、よかったらこちらを見てみませんか?」と言われて見に行かれたのが今のお宅です。
旦那様の福三先生(小学校の先生で、食育の講演などもされていらっしゃる方です。)も一目ぼれで、すぐそのお宅に決まったそうです。
それからは何もかもがとんとん拍子!少しご紹介させていただきますね。
いい磁場にしたいと思っていると竹炭に出会ったそうです。竹炭を敷くと、まるで神社のような感じになるというのです。実際、とても眠りが深くなったとのご感想です。
また以前に福子さんのお家はお墓も神道にされたので、元々の仏間を神棚にしたいから宮大工さんにお願いしたいと思っていると、依頼したリフォーム会社にたまたま宮大工さんがいらして、スムーズに運んだそうです。とても立派な神棚でした!
ここで毎朝福三先生が祝詞を上げていらっしゃるそうです。
また庭木や薔薇を買いに出かけると、初売りやタイムセールなどで半額や9割引きに出くわしたりするのだそうです。
面白いですよね!スピリチュアルが大好きな私としてはついつい『宇宙貯金』が頭をよぎりました。下世話ですみません・・
『宇宙貯金』というのはその人の言動によって目に見えない貯金がたまるというものです。
お仕事を通じて相談事の多い福子さんと福三先生。またお仕事以外でも無償で懸命に人のために尽力されるお二人です。電話や来客が本当に多くて、それを苦にもされず、自分たちに何が出来るだろうかと、むしろ前のめりに日々取り組まれていらっしゃいます。私はこの7、8年位のお付き合いですが、もう何十年もそうしてこられたそうです。嫌な思いもされたでしょうが、そうしたことも自分たちの気づきや学びだったと前向きにとらえていらっしゃいます。すごいですよね。
そんな素敵なお二人に損得勘定はもちろん無いのですが、「きっと無償の愛で人に尽くしてこられたお二人の宇宙貯金は莫大なんだろうなあ」と。
それが日々様々な形となって現象に現れるのではないかと思いました。・・本当に下世話ですみません・・
しかもそのお宅、後からわかったことらしいのですが、ご近所の方が家族のために欲しいと思っていたそうなのです。でもそのお宅がまさか売りに出されるとは知らず、ご家族のお家を新築されて、それが出来上がる頃に福子さんたちが入居されたのだとか。
それをお聞きして、本当にご縁とは不思議なものだなあと思いました。
そのお宅を前から欲しいと思っていた方ではなく、別の家を見に来た福子さんが手にされたのですから。
そのお宅は木造の古民家ですが、当時の木材を贅沢に使われてとても素敵なお宅でした。当時はとても高価だったそうで、それを何十年もの間に改築やお手入れをされ、整えられたうえで、価値に比べると驚くほどとても安価で福子さんへと渡されることになったのです。
ご縁とは本当に不思議なものですね。それまでの方々とは全くつながりがないのに、まるで福子さん達のために用意されているかのようだと思いました。いえ、その時々で当時の方々はご自分たちのお家として過ごされたと思います。でも、まず誰かが建て、誰かが改築し、住んでいた方々が手をかけてきたからこそ、わずかなリフォームで住める素敵なお家として存在していたわけですから。
私達も同じですよね。初めに誰かが開拓し、復興し、営み続け、多くの方々の手を経てこうなった現在の日本に住んでいることを考えると、当たり前ではなく、ありがたいことなのだなあと思うのです。
もともとそのご近所にはいい人ばかりが住んでいらっしゃるそうですが、福子さんのお仲間に、ゆくゆくは近くに引っ越して来たいという方もいらっしゃるそうで。
素敵ですよね、いい人だけが住む村。
そっか、いい人だけのマンションやいい人だけの施設、いい人だけの町内、地域、国、世の中・・・!
幸せな人々に囲まれて暮らすことが真の幸せなのだから!
去年の12月にお家を買うというのをお聞きした時には、単純に「夢って叶うんだ!」「きっとおしゃれに住まれるんだろうな!」と思っていました。でも、新年にビーズ細工を作っていると『古木に新芽の出る』という言葉がきて、ようやくその意味がわかりました。
古木というのは、使い古された物や今となっては歪な社会構造とすれば、全てを取り壊して更地にするのは現実的にはかなり難しいでしょう。
どうしても一回壊して一から作り替えなければならないものはあるとしても、人が住んでいる以上、一気に全てを更地にして作り直すのはとても難しい。ならば使えるものは社会システムでもそれこそ家でも何でも、古い土台の上に新しい感覚で現代に合わせて手を加えて刷新すれば、また新たな命が宿り、一つの中で新陳代謝を繰り返しながら常に新鮮な状態で存在することができるのです!
その一つの現れが福子さんのお家なんだと思いました。今までも「古民家再生」といったことをよく聞きますが、ピンときませんでした。
でも今後選択肢の一つとしてさらに大きな流れになっていくのを感じました。『古木に新芽の出る』というのは、ものすごいことなんだと!
遠出の苦手な私ですが、ぜひ福子さんの新たなお家に行ってみたいと思いました!
当日、駅まで行った私を車で迎えに来てくださったのですが、大きな道路から福子さんのお宅に入っていく小さな一本道は「(通称)ゴールデンロード」。両脇が田んぼで本当に素敵でした。秋には文字通り、ゴールデンロードになりますね!
車を降りてから玄関までのアプローチもまた素敵です!
この日は、日頃お電話でお話ししているお仲間の方々が集まってくださいました。初めてお会いする皆様と、福子さんのお宅拝見ツアーをしました。
福子さんは本当にオープンで、家中どこでも見せてくれます。
元々オープンで裏表のない方だとは思っていましたが、こんなにオープンに歓迎してくださるとは、本当にびっくりしました!
福子さんはお花が大好きで、ここかしこにお花が植わっています。3年かけてここをイングリッシュガーデンにされるそうです。
そしてお庭には小さな龍さんが走ったり、妖精さんが現れたりするそうです!以前の福子さんのお店もカメラに色々な光が映る、カメラ越しに妖精さんが見えるといったことがあったそうですが、ここでは肉眼でも見えるということなのです。
「お庭を整えて聖地にするのよ」と、おっしゃっていた通りですね。
一日目の夜はもう一組の友人御夫婦と一緒に外のテーブルで夕食をごちそうになりました。
皆さんがお帰りになって、福三先生が後片付けをしてくださって先にお休みになり、最後に福子さんと二人で少しお話をして、寝ました。
翌朝、6時半に目覚ましをセットしておりましたが、それよりもずっと早く、どうやら6時前から朝食の準備や畑仕事などでお二人は起きて活動していらっしゃいました・・・脱帽です・・・
とてもご多忙なお二人は、時間をとても大切にしていらっしゃいました。
身支度をしてリビングに行くと、窓を開け放したお部屋には水田を通った清々しい風が吹いてきました。
朝食のお手伝いしようとしたら、「はなさーん、お庭でゆっくりしておいで~。写真撮っていいよ~。」と、言ってくださって、「そうだ、取材に来たんだった・・」と我に返ったのでした・・
朝日が差して素敵ですね。和室に洋風の家具や雑貨を上手に組み合わせていらっしゃいます。
さすがは元雑貨屋さん、というよりは元々こうしたインテリアがお好きで雑貨屋さんをされていらしたんだなあ、と思いました。
前日に皆さんとお話ししていると、天使の羽や金粉がチラホラと現れました。
福子さんは日頃から「リビングがパワースポットよ。」「衣食住を整えて、ライフスタイルが大切よ。」などなど、生き方についてたくさん教えてくださいます。有言実行、裏表なし!いいことは全て、ご自身でも実践していらっしゃいます。
それが今回福子さんのおうちに余すことなく現れていて、このおうちが福子さん、福三先生お二人の生き様なんだと実感しました。
恥ずかしながら私は幼い頃から片づけが苦手で、インテリアという概念もあまりなく、実家は母の趣味で飾ってありましたが、我が家はなんだか雑然としています。
片付けをしたい、断捨離をしなくちゃ、と焦るばかりではかどらない。
それでもちょっとコツがわかって1か所だけ本当に片付いて、そこだけは大丈夫なのですが、まだまだ家全体は雑然としています。
それでも「だって苦手なんだもん。」と開き直る有り様で。
だから福子さんのお家を見て勉強させていただこう!と思って参りましたが、種もしかけもございませんでした!
テクニックでも、技術でもない。それはただ、どこもかしこも「福子さん、福三先生らしい」ということだったのです!
目からうろこ!びっくり仰天!
おうちのあちこちを写真を撮っていると、どこもかしこも「福子さん!」
そう、どこもかしこも福子さんなのです!
そして、飾りも季節で変えて、家具の位置もどんどん変えていかれるそうです。本当に暮らしを楽しんでいらっしゃるのが伝わります。
私は何となく一度家具を置くとまるで固定されているかのように思い込んでしまっていましたが、そうだ!動かせばいいんだ!
物を減らせば、それも簡単になりますね。
もともとのお宅をとても素敵に生かすのが福子さん流です!
キッチンダイニングはとても天井が高くて、おしゃれ。そこに選ばれた壁紙が大胆な花柄でした!
また、蚤の市で買ったというお鍋などにペイントして使っていたり。
シンクの反対側に棚のついた台を設置して、アイランドキッチンにしていらっしゃいます。
まためっちゃ大胆で可愛かったのが、柱のペイントです。
ここには、以前住んでいらしたご家族の身長の記録があったそうですが、それを残しつつ、でも福子さんらしく楽しく過ごそうという象徴のような感じがしました。
雨の日は縁側でも、テーブルを運んでお食事されたりと、家中を使って楽しんでいらっしゃるとのことでした。
福三先生が昨夜おっしゃっていたことが印象的でした。
「僕はね、リフォームの職人さんでも、知り合いでも、ここで過ごす人たちに楽しかった、関わって良かったって思ってもらえる空間を創りたいんだ」と。そう常々考えながら、パラソルを買ったり、オーディオセットを買ったり、おもてなしをしていらっしゃるそうです。
そして、もちろんご自分たちでも楽しんでいらっしゃいます。
わあ!素敵ですね。人が癒され、楽しくなる居心地のいい空間にしたいという思いの現れがこのお宅なのだと。
お二人は心からそう思っていらっしゃるから、本当に隅々までその通りです。呼吸するように当たり前にそうしているから、そうなった。
苦も無く、当たり前にそうしているだけ。
だから維持するのも全然しんどくないというわけなのです。
お庭もきっと3年後には見事なイングリッシュガーデンになっていることでしょう!
ほう・・・なんだか目からうろこでした。本当に勉強になりました!
私も片付けるのではなく、自分らしい家にしてみたいと思いました!
二日目は朝食の後、福三先生の運転でいろんな所を巡ってくださり、お二人の休日を垣間見たようでした。本当にアクティブなお二人です!どこに住んでも、どこにいてもがぶり寄りで楽しむ!
「もし、もっと広いいい所があれば引っ越すし、年を取って狭い方がいいと思ったらアパートに引っ越すよ~」と、笑っておっしゃいました。
ここが終の棲家だとはみじんも思っていらっしゃらないのです。
ひょえー!!私ときたら、転勤するからそれに伴って引っ越すという考えしかありませんでした。でもそういえば、お二人は出会った数年の間にもピンとくればお家やお店を引っ越していらっしゃいました。
人生楽しんだもん勝ちよ!と、どこまでも前向きで明るいお二人です!
そして陶器屋さんのワゴンで縁起のいいご飯茶碗を選んでいただき、ゲット!また、お土産に陶器の風鈴を買っていただきました。
福子さんもご自宅用に買われて、後日電話の際はその音が遠くに聞こえます。「はなさんが遊びに来てくれた記念にね。」とおっしゃって。
もうかれこれ8年前にこのご縁をいただき、今も続いていることが本当にありがたく、ほんわかとしあわせな私です。
考えると8年もご一緒していましたが、ほとんどはお電話で、直接お会いしたのは10回くらいなのです。数えてみて自分でも驚きでした。
でもいつしか私の人生の後半は福子さんなしでは語れないほど、私にとって大きな存在となっていました。また福子さんからのご紹介で、お電話だけで長年繋がってくださっている方々もいらっしゃいます。
つくづく、ご縁とは不思議なものだと思います。一時期荒れて、私が勝手に不貞腐れた黒歴史もありましたが、今回こうして皆様とお会いすることができて本当にありがたく、感謝でいっぱいです。
今回初めて福子さんのお宅にお泊りさせていただき、びっくり感動仕切りの一泊二日でした。
とっても楽しかったです!本当にありがとうございました!