【宇宙法則】新イデア論でフラクタルを見つける①
四柱推命鑑定士Yです。
会社員をやる傍らで『自分の使命で生きられるようになる鑑定』をやっています。
四柱推命の事を書きたいのですが、宇宙全体を理解するのにとても大切な概念があるので、そちらを先に書きたいと思います。
新イデア論について、前回記事でご説明しましたが、現実世界の深いレイヤーにイデアを見出していく捉え方です。
この捉え方をする事で、様々な事象や物体のイデアを見つけられるようになります。
そうなると見えてくるのが、地球上に存在している事象や物体が「同じイデア」つまり「同じ法則」によって機能していることが見えてきます。
まず、フラクタルの説明します。
フラクタルの代表例を挙げてみます。
①:シンプルな三角形
②:①の三角形の各辺の真ん中に、少し小さな三角形を付け加える
③:②の各辺の真ん中に、さらに小さな三角形を付け加える
④:③の各辺に三角形を作っさらに小さな三角形を付け加える
⑤⑥も同じように繰り返していくと、雪の結晶のような図形になります
この図形は、どこを拡大縮小しても同じ三角形で形作られています。
このように縮尺をどこまで変えたとしても同じ形が規則的に続いていく図形を「フラクタル」と言います。
超簡単に説明すると「部分と全体が相似形になっている」という事です。
次の図形は「フラクタルの木」と呼ばれる枝分かれの図です。
幹から枝を2本出して、その枝がさらに2つに分かれています。
それを先ほどの図形と同じように規則的に何度も繰り返していきます。
すると樹木のように見えてきます。
自然界のものをよく観察すると、このように意外と単純な繰り返しで成り立っている事がわかります。
マンガ家を目指して絵を勉強している時もこの法則を発見して感動したのを覚えています。
この枝分かれのフラクタルは、自然界でもたくさんみる事ができます。
例えば木の根っ子も同じです。
また、河川の広がり、稲妻、人間の毛細血管も枝分かれ構造によって形成されています。
つまり、これらの構造は「枝分かれ」という同じイデア(法則)を持っていると言えます。
また、2006年に『ニューヨーク・タイムズ』に掲載されたこの画像ですが、マウスの脳内ニューロンを染色したものと、宇宙に分布する銀河の大規模構造をシミュレートした結果です。
この類似性を数学的に研究した結果によると、ネットワークの接続性に限れば、同様の法則に従って進化していると結論づけられました。
人体の中にあるミクロの機能と、宇宙構造に関わるマクロの機能にフラクタルな法則が見つけられたという事です。
このように、様々な事象や機能を深く見つめてみるとイデアのフラクタルが発見できるので、それが思いもよらない形で人生の突破口になったりもします。
次回は、フラクタルの具体的な活かし方をお伝えします。