私の「甘えの構造」
ひとりっ子の私は、両親から甘えを禁じられた
親にも友だちにも甘えた経験がない
唯一甘えられるのは、夫だけ
還暦同級会を機に会場への往復を
うちの車へ同乗するようになったY子さんに
もやもやが止まらない
昔、年頃の娘だった私は
同級生の集まりに誘われても
父親に電話を取り次いでもらえず
適齢期を迎え
憧れの同級生の結婚にひとり涙した
あざとかわいいY子さんが
夫と二人だけで高速道路を往復なんて
許せない
宴会の後は
みんながそれぞれ
シングルルームへ一泊する
仲間がいることがうらやましい
そして腹立たしい
私のこころは複雑だ
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