昨日の明日の家 6 mei 2022年5月30日 01:45 鳥取県八頭郡智頭町市瀬(とっとりけんやずぐんちずちょういちのせ)『明日の家』 国道53号線の脇道に入ってしばらく走るとある、細い小道の先のすてきな場所。 こんなところが町内にあるなんて知らなんだ。家の前のウッドデッキもお庭もかわいい畑も、店主の村尾さんの温かい人柄が垣間見えるよう。 おうちの元々の持ち味にリノベが寄り添うようにかけられていて、物や人を慈しむ気持ちに包まれる。 背負子しかり。 ソウケ・箒然り。サーフボード…粋やね。 こんな優しい光の中の鹿角は初めてだった。地元の窯の器がそっと並ぶ棚もいい。足元の焼き物の釉薬の映りも柔らかくて、心地いい。佐治和紙を貼り合わせた灯りも、ふんだんに使われた杉材の床や昔ながらの戸板にガラス入りの戸の味わいときたら。 ご一緒した橋本さんちの元気っ子が撮った1枚。家の内外の景色がさらに新しく映る。骨もなんだか笑っているよ。 この智頭の美味しい旬の食材を自由に使って料理して欲しいとのこと。地元産の陶器のほか竹細工のうつわなど、自由に使って良いのですか。料理しながらこの景色の一部になるのはちょっと気持ちいい。眺めていてもすごくいい。母の背中を見上げていた子供の頃の気持ちにちょっと還る。 思い思いの楽しみかた。次は何しようとあちこちに目をやる子どもたち。外では炎を見つめているひと、肉をひっくり返しているひと、食べて、話しているひと、いろいろのびのび。 瓦で水盤にしつらえてあったりして、場所も丁度良くって、ますます気に入って。青々とした若葉の木陰が32℃の陽射しをやわらげて、涼しい風を通してくれる。 地元だけれど、泊まりたい気持ちでいっぱいになる。鳥取に来たら、是非ここへどうぞ。おすすめです。https://ashitano-chizu.com/ 明日の家 6 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート